3歳から11歳まで秋田県由利郡矢島町と言う所に住んでいた。
父が転勤族だったのだ。
つまり保育所と小学校をその町で過ごした事になる。
鳥海山の麓の町で自分の背景には常に、山があった。
そこで生まれたわけではないが
物心がつき始めた頃から
小学校を卒業するまでの
人生の基本的な時期を過ごさせてもらった事になる。
自分にとって心のふるさとである。
夏になると毎日、子吉川で水泳をした。
鳥海山の雪解け水は冷たく
大きな岩にはりついて、暖まり
また水に入った。
ある日鮭が泳いでいた。
一緒に泳いでいた友達がそれを手づかみした。
よろこび勇んで、家に帰って行ったのを
羨望のまなざしで見送ったものである。
いま思うと、夢のような環境であった。
小学校6年のとき
校庭に野生の猿が迷い込んできたことがある。
何事もなく立ち去った。
そう言えば国旗掲揚当番の時
旗が途中でひっかかりどうしても上まで上がらなかった。
「まあ、いいや~。」
と教室に入り、授業が始まった。
ふと外を見た先生の顔色が変わった。
「今日の当番はだれだ!」
「はい!」
「半旗を上げるとは、何事だ!」
半旗の意味がわかっていなかった、少年時代。
「すぐに直してこい!!!」
なんでそんなに怒られるのかよくわからぬまま
直しに行った。
黒木先生どうしてるかな。
しもだてアートフェスタ2008
11月8日(土)
しもだて美術館前広場
ポチッとお願いします。


父が転勤族だったのだ。
つまり保育所と小学校をその町で過ごした事になる。
鳥海山の麓の町で自分の背景には常に、山があった。
そこで生まれたわけではないが
物心がつき始めた頃から
小学校を卒業するまでの
人生の基本的な時期を過ごさせてもらった事になる。
自分にとって心のふるさとである。
夏になると毎日、子吉川で水泳をした。
鳥海山の雪解け水は冷たく
大きな岩にはりついて、暖まり
また水に入った。
ある日鮭が泳いでいた。
一緒に泳いでいた友達がそれを手づかみした。
よろこび勇んで、家に帰って行ったのを
羨望のまなざしで見送ったものである。
いま思うと、夢のような環境であった。
小学校6年のとき
校庭に野生の猿が迷い込んできたことがある。
何事もなく立ち去った。
そう言えば国旗掲揚当番の時
旗が途中でひっかかりどうしても上まで上がらなかった。
「まあ、いいや~。」
と教室に入り、授業が始まった。
ふと外を見た先生の顔色が変わった。
「今日の当番はだれだ!」
「はい!」
「半旗を上げるとは、何事だ!」
半旗の意味がわかっていなかった、少年時代。
「すぐに直してこい!!!」
なんでそんなに怒られるのかよくわからぬまま
直しに行った。
黒木先生どうしてるかな。
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