栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

停電しても・・・

2011-04-15 20:51:52 | 災害
3・11の地震以降

寝るとき発電機能付きラジオライトを

枕元に置いている。



娘が中学校の時、学校教材として我が家にやってきたものである。

頭初おもちゃみたいな物だと思って

押入れのすみに入れっぱなしになっていたのだが

こんなに役に立つものだと思わなかった。

最近では廊下や階段の電灯をつけず

「私はハイジのロッテンマイヤーさんよ~♪。」

などと口ずさみ

そっちこっち照らしながら

寝室に向かう。

すると

暖かくなってきて

寝ていて暑くなった妻が

布団を腹のあたりまで押し下げて寝ている姿が

ライトに照らし出された。

・・・

布団をかけてあげるのが

親切なのかそれとも迷惑なのか?

と考え込んでいると

自分で布団をひきあげて

再び寝ていた。

難問がひとつ片付いたぜ。

この前の停電の時

ろうそくを探していたら

妻が言う

「二階に私たちのウエディングキャンドルがあるわよ。」

う~む

高さ50センチはあろうかという

豪華なキャンドルではあるけれど

高校生の息子の前で

これに点火するのは

ちょっとはずかしくはないだろうか?

まあ

停電しても

楽しいことは色々ある。


要るのか?

2011-04-15 18:05:00 | 災害
余生の楽しみとして

屋根裏部屋に

調子の悪いパソコンだとかプリンターだとか

そういう類のものを押しこんであるのだが

妻に見つけられ

捨てろ!と言われた。(^_^;)

この間も

捨てろ捨てろと言われて

3・11の地震で机の上から床に落ちた

バイオタイプVを

ハードオフに売ってきたばかり。

そりゃまあ

妻の言い分もわからないわけではない。

動かない物を置いていて邪魔になるだけだと言われりゃ

そのとおりなんです。はい。

でもねえ、お言葉を返すようですが

要る物と要らない物にスパッと分けられないのも人間でして・・・

今は要らないけれど、いつかは要るかも知れないものというのもあるじゃないですか。

紋付はかまなんて物は

今はいらないけれど

もし万一文化勲章などもらうことになったら

やっぱり要るじゃないですか。(笑)

一生要らないかもしれないけれど・・・

そういう御託を並べていると

男のくせにと言われそうなので

「わかった!徐々に片付ける。」と言う事にして・・・

そうしたら

今度はこうおっしゃる。

「仕事をしていたころの、スカートとか今は、はかないのよねえ・・・。」

「はけばいいじゃない。」

「スカートなんかはいて、仕事できるわけないでしょう。」

・・・

要るのか?そういうものは?

それにしても

布団とかばん一つで益子に来たのだが

まあ物が増えたものだ。

確かに

要らない物がいっぱいあるなぁ。