栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

ひげ

2006-01-21 22:54:43 | Weblog
僕はひげをはやしています。
別に子どもの時からあったわけではありません。
12年前からのばしています。
特別な理由があって伸ばしているわけではありません。
なんとなく伸ばし始めたら、子どもが切るなと言うので、今にいたっています。
心なしか、ひげを伸ばし始めたころから、頭髪のほうが寂しくなってきたような気がします。
鏡を見ながら、中学の時習った、質量不変の法則を思い出しました。
今からでも、ひげを剃ると頭の方が生えてくるかしら?
愛犬の顔をじっと見ると、彼女にもひげがあります。
が、顔全部に毛がはえているので、人間とは様子が違います。
毛の中から、ひげが生えています。
オス犬とメス犬とにひげの濃さの違いはないのでしょうか?
自分のひげの話でした。
ひげは男の特権です。
まてよ・・・
うーむ。そう言えば、以前うっすらひげをはやした女性を見た事がある。
???
なんにでも例外はあるから、まあ一般的にひげは男の特権でしょう。
明確にひげを蓄えた女性はあったことがありませんから。
きのうのJ-Waveのクリス智子さんの番組で、ひげは暖かいの?
という問いが出されたのです。
しばらくすると、益子の陶芸家さんから返答がありました。
「自分はひげをはやしています。だが暖かいとはおもいません。
個展の前日、ひげを剃ったら、翌朝顔があまりに寒いので目が覚めました。
結論として、ひげはあっても暖かくないが、ないと寒い。」
ということでした。
クリスさんは、陶芸家さんはひげがあったほうが、雰囲気あるんじゃないですか?
といってました。
誰?益子の陶芸家さんって?
そしてその次の回答者。
「僕の父は秋田にすんでますが、ひげをはやしています。
寒い時など、そのひげにつららが下がって、ものすごく寒そうです。」
なんだか、身近に感じました。

獅子が森

2006-01-19 22:40:19 | Weblog
実家のある、秋田県大館市に獅子が森という地名があります。
すんでいる時はなんとも思わなかったけれど、改めてなんだかすごい名前だなと思いました。
でも獅子なんかすんでなかったと思うんですよ。
ライオンのことじゃなかったのかなあ?
もののけ姫に「獅子神の森」って確かあったような・・・
いのししのことだったのかな?
え~いブログ上で悩んでどうする!
獅子とライオンをごっちゃにしていますが、獅子とは中国の空想上の動物で、鳳凰、麒麟、龍、などの仲間のようです。
麒麟にしてもジラフのきりんではなく、ビールの絵の麒麟は空想上の動物ですね。
そういえば、その大館市に鳳凰山(ほうおうざん)というのがあって、大文字焼きをするんですよ。
その下に、鳳鳴高校(ほうめいこうこう)というのがありました。
うーむ。
なんだかすごいことになってきた。
釈迦内(しゃかない)と言う地名もあります。
お釈迦様に関係しているのであろうか?
大館から盛岡に向かうと、龍が森と言うところがありました。
今は安比高原になったはず。
麒麟はどこだ?

天日干し

2006-01-18 21:39:48 | Weblog
何年か前の夏のこと、作品に白化粧をして、外に出し乾燥させていました。
中で仕事をして、しばらくしてから外に見に行ってみると、白い所を引っかいたような傷が付いている。
「なんだこれは?」
ほかの物にも少しずつ傷が付いている。
すると蜂が飛んできて、作品にとまり、かじりだしたのです。
「あーこいつ!」
おそらく、巣作りの材料にするのでしょう。
どうせなら、一個からまとめて持って行ってくれれば良いのに、少しずつ多くの作品をだめにされてしまいました。
それ以来、出来るだけ外には干さないようにしています。
後日家の裏から、見事な徳利のような蜂の巣を発見。
何色かの土を計算したように練りこみ、見事な模様になっていました。
考えて作ったものなのか?偶然の産物か?
感心してしまいました。
作品はだめにされたけれど、蜂の巣作りの手伝いができたか。
その後蜂の恩返しを期待しているのですが、いまだ何事もありません。

昨日見たものは?

2006-01-17 21:09:31 | Weblog
ほりえもんはどうなるんだろう?
さて写真は模様をやり直した壷です。これでいきます。

昨日昼過ぎ、犬の散歩で近所の小川の付近を歩いていると、水の中から30センチくらいの小動物がスルスルと上がってきて、土手の上に顔をだし、すぐまた水に戻ったのです。
水に濡れて黒っぽく見えましたが、乾くと多分グレーの体毛。
細長い体と尻尾。
短い手足。小さな頭。
鼬?
獺?
なんだ?
大きさからするとイタチみたいなんですが、水の中から出てくると言うのはカワウソかな?
カワウソの子ども?
翡翠も良く見ますから、まだまだ自然がきれいなのだと思います。
アイヌの人はカワウソのことをエサマン「物忘れ者」と言うそうです。
かっぱも実はカワウソではないかと言う説があるそうですね。
母方のおばあちゃんが子どもの頃かっぱを見たと言う話を聞いたことがあります。
場所は秋田県鹿角市。
オカケ沼と言う所で、木の切り株に腰掛けていたそうです。
子どもくらいの大きさだったそうです。
証明する物も何も無いので、真偽のほどはわかりません。
でも自然の中には、そんな不思議が残っていても良いように思います。
昨日見たのは、実は河童の子どもだったのでは?
そう思うとなんだか楽しいじゃないですか。
夜、裏の森からふくろうの声がしていました。
ホーホー・・・
もしかすると、この声も本当にふくろうかな・・・

見てる!酔ってない!寝る!

2006-01-16 23:10:48 | Weblog
我が家にテレビをつけたまま、寝てる人がいて、消すと「見てる」と言うんです。
そういう人いませんか?
きっと始めは見てるんですよ。
その内眠り始めるんだけれど、その環境が心地良い訳です。
消すとその心地よい環境が途切れるので、誰だ!邪魔するやつは!となるんじゃないでしょうか?
だいぶ以前に寝台列車に乗っていて、寝ていて、列車が停まってシーーーンとなると目が覚めるということがありました。
同じでしょうね。
酔っ払いが「おれは酔ってない!」っていうケースもありますね。
逆に酔ってないのに、「もう酔っちゃった。」っていうケースもある。
そもそも酔っ払うって言う事が何なんですかね?
麻痺してくるのが、気持ち良いってのが不思議ですねえ。
人間って難しいね。
そう言えば、コタツに寝ていて、「さあ寝る」って言う人も知ってる。
すでに寝てるじゃない。
本人は、こんなところじゃなくて、ちゃんと布団に寝る、と言いたいのだろうけれど、寝ながら、寝る・寝ると宣言しなくても・・・

ミニコンポ

2006-01-15 13:34:14 | Weblog
自宅工房のミニコンポの調子が悪く、曲の途中で突然止まって、頭に戻って再生、また途中から戻って再生という事があるのです。
必ずと言うわけでないのでかえって始末が悪い。
時々なんですよ。
よくピアノの練習をやっていて、同じところで引っかかると言う事があるじゃないですか。
聞くともなく聞いている家人は、イライラしてくるんですよね。
「その先が聞きたいんだよ!」
ミニコンポにむかって毒づいても、自分がむなしいだけなので、やめました。
レコードの時代は、針飛びと言う事があって、リピートしても、指先でチョイと隣の溝に移してやれば良かったけれど、CDの場合はそんな事も出来ない。
便利なのか、不自由なのかわからんなあ。
マイケル・ジャクソンが何度も「ポー」している。ほっとくといつまで続くんだろうか・・・
 







ロクロについて

2006-01-14 22:00:03 | Weblog
ロクロをやりながら、考えました。
このロクロのやりかたをどうすれば人に伝えられるか?
いろいろ考えて、こんな感じかなと思いました。
「粘土を従わせようとしてはいけない。
粘土にそうせざるをえないように仕向けなくてはならない。」
つまりですね、たとえば粘土を上に上げようとする時、手を上のほうに持って行っては上がらないということです。
まあ少しは上がりますけれどね。
手を回転の中心に押していくわけです。
そうすれば、粘土は上のほうに逃げていくんです。
それの方が、楽に粘土が上がっていきます。
そして徐々に手も中心に押しつつ、追いかけて上がっていくわけです。
そう言っても体得するには、数多くロクロをやるよりないかもしれません。
この言葉を考えながらロクロをやると多分、倍くらい上達が早いのでは?

土練り

2006-01-12 21:27:25 | Weblog
本日の仕事は土練り。そしてろくろ。
久しぶりに益子のスイヒ土を使いました。
手が懐かしがっていました。
土によって、手触りやのび方に違いがあります。
その土も精製の仕方で、また変わってきます。
益子のスイヒ土は俗に並土と言われていて、一番ポピュラーな土ですね。
今回はそれに、益子の赤土をブレンドしました。
並土と赤土は手触りがだいぶ違うんです。
それを自分の好みのものに変えたわけです。
コーヒーのブレンドに似ているかもしれませんね。
さて良いブレンドになったかどうかは、窯をあけてのお楽しみ。


明日は陶芸教室の日です。
例によって帰宅が遅くなるので、明日のプログはお休みするかもしれません。


雪について

2006-01-11 22:49:36 | Weblog
今年の寒さは記録的なもの♪と言う歌がありましたが、本当に寒いですね。
私の実家秋田県では、とんでもない雪で苦しんでいます。
実家のカーポートが隣家の屋根から落ちた雪で倒壊したとのことです。
もちろん、車もその下敷き。
すぐに行って手伝えないのが、もどかしいです。
雪国で暮らしたものにしかその大変さはわからないのではと思うのですが、それでもふるさとは愛しいものです。
昨日のラジオにオークビレッヂの稲本正さんがでていました。
稲本さんが住んでいる岐阜では4メートルの雪だそうです。
2メートルくらいまでは、必死に雪かきをしていたそうです。
3メートルくらいになると、雪かきをあきらめるそうです。
4メートルになると開き直って、笑うしかないと言ってました。
でも4メートルの雪は、普段見る事の出来ない世界をみせてくれるそうです。
たとえば、木の上のほうが手の届くところになる。
そんなところをカンジキを履いていくのだそうです。
そんな事、僕はわかります。
実家から少し行くと、八幡平と言うところがあって、そこはやはり豪雪地帯。
道路は除雪してあるのですが、その周りは雪の壁。
そして、その雪の上から、スキーヤーがバスの屋根を覗き込む光景なんてのも経験してます。
それにしても、なんとかならんのかこの雪は!すごすぎます。