あかちゃんとお母さんとお父さん、そして助産師さん

2010-05-03 03:40:34 | 雑感
先日、市の広報がわが家に届きました。表紙には助産所で生まれた赤ちゃんとお母さんとお父さん、そして助産師さんのとてもステキな写真が載っていました。無心に眠っているあかちゃんを中心に満足そうな笑顔のお母さん、そっと抱きとめている助産師さん、それを暖かなまなざしで見守るおとうさん。おひとりお一人がとてもいい表情でゆっくりとしたあたたかな空気に包まれていました。広報とうみ「5月号」をご覧ください。赤ちゃんを産んだ若いお母さんの手記が掲載されています。

『赤ちゃんの力を信じて』〜赤ちゃんが自分で生まれようとする力〜

私がこちらで出産したきっかけは偶然から始まりました。昨年の夏、体調が優れなく市民病院に受診したときに妊娠が分かり、同時に助産所の建設計画を知りました。助産師さんから「自分らしいフリースタイルのお産」の話を聞き、妊娠前から水中出産など自然なお産に興味を持っていた私はすぐに、「ここで、この皆さんのお世話になりお産をしたい」と思いました。健診を重ね、助産師さんたちとの信頼感は更に増していきました。
 
遂に陣痛が始まり、信頼する助産師さんたちの「どんな形でも好きなように産んでいいよ。私たちが受け止めます」という心強い言葉、終始寄り添い背中をさすってくれた夫の励ましもあり、全てをまかせて出産に臨むことができました。初産の私にとって分娩台の無いお産が、かえって安産できた要因のひとつだったと思います。
 
わが子「咲良(さくら)」を前に今、緊急時の体制や機材の整った総合病院の安心感とは違う、妊娠初期からフルサポートでお産ができる安心感を選択した私のフリースタイルのお産に大変満足していますし、ここのスタッフの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。産後のケアや授乳のこと、子育て全般・・・まだまだお世話になることが多いですが頼りにしています。ありがとうございました。(Nさん)

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