雨でしたので青木村に行きました

2010-05-19 23:30:55 | 趣味・野良仕事


自宅の裏のすずらんが今年も花を咲かせました

青木村の義民、半平さんをお祭りしたお堂に参拝しました

帰りに田沢温泉の有乳湯の風呂に入りました

19日は午前中は畑仕事でした。根出ししたサツマイモの苗と、自宅で育てたトウモロコシの苗を植えつけました。先日植えたキュウリが元気がなくしぼんで枯れてしまうものも出てきました。何とかしなければと思っています。

昼から雨になりましたので仕事は切り上げ、妻とこの春オープンした青木村歴史文化資料館を訪ねました。ここには青木村出身の俳人栗林一石路(くりばやし・いっせきろ)の業績が展示されています。栗林氏のことは信濃毎日新聞や上田小県近現代史研究会のブックレット「義民・反骨・自立の青木村を歩こう」で知りました。若くして俳句をこころざして上京、編集者として活動するとともに働く者の視点で自由律俳句を発表し、多くの業績を残しています。そんな一石路の命日は5月25日です。

隣の部屋に青木村の義民の歴史が展示されていました。「夕立と騒動は青木から」と言われるように江戸時代に5回の大規模な一揆が起きています。私はこれまでは「青木は貧しかったから」と単純に思っていましたが、ひとつ一つの一揆が相互に関連し、一揆の首謀者を義民として祭っているなど、その伝統が連綿として引き継がれていることを知りました。

そんな義民の一人がお祭りされているお堂を参拝しました。お堂はきちんと整備してあり地域の方が管理されていることが伺われました。義民の伝統を大切にしようという思いが伝わってきます。

帰りに田沢温泉の共同浴場「有乳湯」(うちゆ)に入ってきました。入浴料は200円と格安、地元の方でにぎわっていました。「風呂を浴びてビールをやるのが何よりの楽しみ」とは真っ黒に日焼けしたお年寄り。日帰り温泉の原点は共同浴場にあります。何も豪華にすることだけがいいとは限りません。

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