5月14日は日は射しているのですが肌寒い一日でした。寒気が居座っているようです。山にはあちこち白いものも見えます。そんなことで、このところ霜の心配ばかりしています。とは言ってもブドウやクルミはいかんともしがたいのですが。
さて、午後にかけて土地開発公社から市が買い取るという場所を見に行ってきました。すべてはとてもわからないので、とりあえず大きいほうから3件を見てきました。すなわち、羽毛山工業団地、自然探求の森、前久保住宅団地です。上川原工業団地は場所が特定できず再度確認することにしました。
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1、羽毛山工業団地16万2000㎡、5億4400万円
羽毛山工業団地は田中から羽毛山橋を渡り、八重原に登る中腹に造成した土地です。八重原線から西に入ったところに広大な土地があり売り地の看板が立っていました。東隣は笠原工業さんの工場となっています。道路も通じておりすぐにでも工場団地として売れるところです。このまま市の遊休資産とするのではなく、さらなる販売努力が必要ではないかと感じました。
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2、自然探求の森 1万5000㎡、1億800万円
自然探求の森は島川原集落の南側にあり、御牧ヶ原台地からの斜面の中腹の広大な土地です。森林は伐採してありましたが土地造成などは行われておらず雑草が生い茂っていました。公園としての後地利用を考えているのか、ところどころに桜の苗木が植えられていました。道路も整備されておらず、このままでは販売することもできません。
聞くところによれば埼玉県の某市の市長さんとその当時の北御牧村の村長さんが保養施設をつくることで合意し、土地開発公社で先行取得したそうです。その後その市長さんが落選したため計画はご破算になったとのことです。先行取得するからには土地買収契約は交わしていなかったのでしょうか。先行取得した土地の責任はいったい誰が取るのでしょうか。
口約束で土地を購入したところ先方の都合でキャンセルになり、不良資産と莫大な借金が残ったのです。世間ではこうした場合損害賠償請求を行いますが、その当時の北御牧村ではどうだったのでしょうか。こうした経緯がまったく知らされないまま、後処理のために公的資金を投入するということは市民感覚からすれば納得できないところです。
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3、前久保住宅団地 2万5000㎡ 8600万円
前久保住宅団地は新張集落の東側の尾根沿いにあります。尾根沿いに舗装されていない細い山道があります。まっすぐ沢を詰めると前久保池の堰堤に突き当たります。その左側の沢筋の荒廃地が前久保住宅団地です。
ここには満足な道路も通じておらず、住宅用地としての造成工事も行われていません。尾根と尾根に挟まれた土地で沢筋にあたり、上部には前久保池があり、とうてい住宅団地として販売できる土地ではありません。この後利用を市はどのように考えているのでしょうか。結局のところ遊休資産となり塩漬けにされる以外にないのでしょうか。
不良資産の処理を進めなければならないというのは理解できるのですが、市民の貴重な税金がこんなところで使われるということが残念でなりません。
さて、午後にかけて土地開発公社から市が買い取るという場所を見に行ってきました。すべてはとてもわからないので、とりあえず大きいほうから3件を見てきました。すなわち、羽毛山工業団地、自然探求の森、前久保住宅団地です。上川原工業団地は場所が特定できず再度確認することにしました。
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1、羽毛山工業団地16万2000㎡、5億4400万円
羽毛山工業団地は田中から羽毛山橋を渡り、八重原に登る中腹に造成した土地です。八重原線から西に入ったところに広大な土地があり売り地の看板が立っていました。東隣は笠原工業さんの工場となっています。道路も通じておりすぐにでも工場団地として売れるところです。このまま市の遊休資産とするのではなく、さらなる販売努力が必要ではないかと感じました。
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2、自然探求の森 1万5000㎡、1億800万円
自然探求の森は島川原集落の南側にあり、御牧ヶ原台地からの斜面の中腹の広大な土地です。森林は伐採してありましたが土地造成などは行われておらず雑草が生い茂っていました。公園としての後地利用を考えているのか、ところどころに桜の苗木が植えられていました。道路も整備されておらず、このままでは販売することもできません。
聞くところによれば埼玉県の某市の市長さんとその当時の北御牧村の村長さんが保養施設をつくることで合意し、土地開発公社で先行取得したそうです。その後その市長さんが落選したため計画はご破算になったとのことです。先行取得するからには土地買収契約は交わしていなかったのでしょうか。先行取得した土地の責任はいったい誰が取るのでしょうか。
口約束で土地を購入したところ先方の都合でキャンセルになり、不良資産と莫大な借金が残ったのです。世間ではこうした場合損害賠償請求を行いますが、その当時の北御牧村ではどうだったのでしょうか。こうした経緯がまったく知らされないまま、後処理のために公的資金を投入するということは市民感覚からすれば納得できないところです。
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3、前久保住宅団地 2万5000㎡ 8600万円
前久保住宅団地は新張集落の東側の尾根沿いにあります。尾根沿いに舗装されていない細い山道があります。まっすぐ沢を詰めると前久保池の堰堤に突き当たります。その左側の沢筋の荒廃地が前久保住宅団地です。
ここには満足な道路も通じておらず、住宅用地としての造成工事も行われていません。尾根と尾根に挟まれた土地で沢筋にあたり、上部には前久保池があり、とうてい住宅団地として販売できる土地ではありません。この後利用を市はどのように考えているのでしょうか。結局のところ遊休資産となり塩漬けにされる以外にないのでしょうか。
不良資産の処理を進めなければならないというのは理解できるのですが、市民の貴重な税金がこんなところで使われるということが残念でなりません。