18日、土地開発公社が所有する原口住宅団地を見てきました。先日も羽毛山工業団地や自然探求の森などを見て回りましたが、場所がわからずにいたところです。原口住宅団地は7千平方m、簿価2千200万円の物件です。
地図を見ながらやっと見つけたのが写真の場所です。山からの尾根の末端、そのすぐ下は棚田になっています。尾根で傾斜がきつく、とても住宅が建てられるような場所ではありません。ここも屋惣(やそう)のゴルフ場の関連で取得したものと思われますが、市で購入しても活用方法は難しいのではないでしょうか。
さて、公営温泉についてもう少し考えてみたいと思います。公営温泉の目的は福祉の向上と健康増進、地域活性化、雇用創出など多面的です。利用される方のニーズも一様ではありません。家族そろって一日ゆっくり温泉に浸かりたいという方もいらっしゃる反面、自宅の風呂代わりに毎日利用したい方、また田んぼで一日働いてきて泥のついた長靴のまま気軽に利用したいという地域の方など様々です。
市民の中に「ゆっくり一日利用する」グループと「毎日気軽に利用する」グループがいます。前者のグループは現在「湯楽里(ゆらり)館」や「ゆうふるtanaka」が提供しているようなフルセット型サービスがいいでしょう。しかし後者の方々は何もそんなものは求めてはいないのです。彼らはお風呂だけ利用するだけで食事も買い物も必要ないのです。むしろ利用料が安ければいいと思っています。
こうしたニーズとサービスのミスマッチが振興公社の経営にも影を落としているように思います。温泉を利用される方に食事もお買い物もしてもらって、お一人当たりの利用額のアップを目指す、これが経営の根幹にある考え方です。しかし「毎日気軽」派の方はお風呂に入るだけですから利用額は当然低くなります。こうしたところに食堂など建設しても過剰施設になってしまいます。
ですから「ゆっくり一日」派が多い湯楽里館利用者の平均利用額を100とした場合、「毎日気軽」派が多いゆうふるは65、御牧乃湯は60にとどまっています(明神館は宿泊があるのでここでは除外して考えます)。利用額の差は当然収入の差となって表れます。もし提供するサービスが同じだとすれば、平均利用額の低い施設は高コストとなります。
実際に「毎日気軽」派が多いゆうふるは慢性的に赤字体質です。ニーズとサービスがマッチしおらず過剰設備になっているからです。御牧乃湯も「毎日気軽」派が多いのですが、食堂が併設されていないなどコストが抑えられています。
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地元に密着し気軽に利用できる施設はどんなものか考えた時、「ほたるの湯」を思い出しました。地元以外ではあまり知られていませんが、御牧原には地元の方が市から委託されて運営している第5の公営温泉があります。ここはおもに地元の方が利用しており営業は夕方から、利用料金も格安、それでいて市からの委託料は数百万円です。
そろそろ私たちも重厚長大、フルセット型の施設から脱却し、それぞれのニーズに応じた施設を考えるべき時に来ていると思います。
地図を見ながらやっと見つけたのが写真の場所です。山からの尾根の末端、そのすぐ下は棚田になっています。尾根で傾斜がきつく、とても住宅が建てられるような場所ではありません。ここも屋惣(やそう)のゴルフ場の関連で取得したものと思われますが、市で購入しても活用方法は難しいのではないでしょうか。
さて、公営温泉についてもう少し考えてみたいと思います。公営温泉の目的は福祉の向上と健康増進、地域活性化、雇用創出など多面的です。利用される方のニーズも一様ではありません。家族そろって一日ゆっくり温泉に浸かりたいという方もいらっしゃる反面、自宅の風呂代わりに毎日利用したい方、また田んぼで一日働いてきて泥のついた長靴のまま気軽に利用したいという地域の方など様々です。
市民の中に「ゆっくり一日利用する」グループと「毎日気軽に利用する」グループがいます。前者のグループは現在「湯楽里(ゆらり)館」や「ゆうふるtanaka」が提供しているようなフルセット型サービスがいいでしょう。しかし後者の方々は何もそんなものは求めてはいないのです。彼らはお風呂だけ利用するだけで食事も買い物も必要ないのです。むしろ利用料が安ければいいと思っています。
こうしたニーズとサービスのミスマッチが振興公社の経営にも影を落としているように思います。温泉を利用される方に食事もお買い物もしてもらって、お一人当たりの利用額のアップを目指す、これが経営の根幹にある考え方です。しかし「毎日気軽」派の方はお風呂に入るだけですから利用額は当然低くなります。こうしたところに食堂など建設しても過剰施設になってしまいます。
ですから「ゆっくり一日」派が多い湯楽里館利用者の平均利用額を100とした場合、「毎日気軽」派が多いゆうふるは65、御牧乃湯は60にとどまっています(明神館は宿泊があるのでここでは除外して考えます)。利用額の差は当然収入の差となって表れます。もし提供するサービスが同じだとすれば、平均利用額の低い施設は高コストとなります。
実際に「毎日気軽」派が多いゆうふるは慢性的に赤字体質です。ニーズとサービスがマッチしおらず過剰設備になっているからです。御牧乃湯も「毎日気軽」派が多いのですが、食堂が併設されていないなどコストが抑えられています。
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地元に密着し気軽に利用できる施設はどんなものか考えた時、「ほたるの湯」を思い出しました。地元以外ではあまり知られていませんが、御牧原には地元の方が市から委託されて運営している第5の公営温泉があります。ここはおもに地元の方が利用しており営業は夕方から、利用料金も格安、それでいて市からの委託料は数百万円です。
そろそろ私たちも重厚長大、フルセット型の施設から脱却し、それぞれのニーズに応じた施設を考えるべき時に来ていると思います。