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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

なだ万

2008年10月30日 14時42分33秒 | 関心事
茶色の茶フリークのKanother、日本の茶色の茶の現状を先日より憂いておりましたが、そんな憂いを表明して以降、なぜかそこいら中でほうじ茶系商品が目につくようになりやした。

そんななかで最近の立ち回り先である雑居ビル界隈のコンビニで見掛けたのが『料亭なだ万のほうじ茶』。もちろん、即買いです。

「懐石料理の中で、お口直しとして飲まれているまろやかな老舗料亭のほうじ茶です」

そんなキャッチがボトルに躍ってますが、どんくらいの老舗かってぇと、なだ万ってのは1830年に初代・灘屋萬助が大阪で料理屋を開業したんが始まりなんですて。1830年てのは天保元年。天保年間ちうと大塩平八郎の乱やら天保の飢饉があったり、鼠小僧が世を騒がせたりしとる頃だそうで、えらい時に開業しはったんやねぇ。

そんな老舗の名を冠したこのほうじ茶、「京都福寿園 伊右衛門」みたいにサントリー的な清涼飲料大手とのタイアップかと思いきや、製造販売は㈱なだ万。直である。デパ地下などで展開する弁当やお惣菜などのテイクアウトを中心とした「なだ万厨房」のホームページではオンライン通販もやってるようです。手広いな。ヤリ手やな、なだ万。

香料を使用せず国産有機茶葉を使ったほうじ茶だそうで、食事の味を引き立たせるすっきりした味と飽きの来ない上品な香りが特長との謳い文句。飲んでみると確かにかなりなあっさり目の味です。もっと香ばしさが口ん中で際だつ感じの方がKanother的には好みなんですが、このあっさり感が老舗の上品さってぇことなんでしょうか。

そんな意味では、新幹線ホームのほうじ茶の方がKanother的には好みです。とは言え、なだ万のもそれなりに旨いし、雑居ビル最寄りコンビニで売ってて手軽なんで、何だかんだ言いながらも間違いなくまた買うと思いやす。