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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

夢戯工房

2011年05月18日 23時57分00秒 | 読みの国
忘れた頃にやってくる「読みの国」。普段は意識せずとも、或いは敢えて見ないようにしていても、ふとある時に意識せざるを得ない存在。それが「読みの国」なんである。

そんな読みの国、さて今回は先日の新潟行きの際に見かけた「陶芸・手工芸・草木染 etc.」を謳う、白山駅前のお店。「陶芸・手工芸・草木染」てあたり、ファンシー好きな夢見人の臭いがプンプンしますな。脳内妄想からあれやこれやと当て読みするのが大好きに違ぇねぇってワケです。

しかし、日本海と信濃川に挟まれた新潟島にある工房の、そんなささやかな夢を一般の方はなかなか分かっちゃあくれやしない。日本海から吹く風に負けてしまいそうです。飛ばされてしまいそうです。ヒュ~ルリ~ってな感じですよ、ほんとに。

越後に吹く風独りで耐えて 夢と戯れ草木染め、と来たもんだ、チキショーめ。思わず都々逸が一つ出来ちまったじゃぁないかぃ、えぇ?



馬刺し・桜鍋の三富

2011年05月17日 23時58分00秒 | ぶちでたん
先日、根岸のライヴハウスへThe ピーズのライヴ観戦の帰りに「三富」てなお店に伺ったってなお話しを差し上げました。

実はThe ピーズのライヴ会場ではF山夫妻&Kねこ氏やらツレアイやらと合流したんですが、こちら三富さんはF山氏がチェックしてたお店だったんです。

地下鉄日比谷線入谷駅からすぐのところにある昭和5年創業の超老舗だそうなんですが、店舗自体は新しくて小奇麗な感じのお店です。看板メニューの馬刺しは一人前880円と少~し高めではありますが、しかし看板メニューだけあって流石に旨かった。

その他にも馬刺ユッケや馬肉ソーセージ、桜煮込、馬すじスープ煮など馬肉を使った料理が一杯。そして次に来たときはやっぱ、桜鍋が喰いたいですな。てか、桜鍋喰いにまた来ようと思っている、Kanotherだったんでした。



自由軒

2011年05月16日 22時35分00秒 | 関心事
カレーって何だか無性に喰いたくなるときがあるでしょう?ねぇ?てなお話しを先週さして頂きやしたが、以来何だかまた無性にカレーが喰いたくなってねぇ。

そんなワケで、今日の昼エサは新橋「自由軒」へ。この自由軒、明治43年に大阪初の西洋料理店としてオープンした老舗に端を発するお店なんですが、ちょいとワケありなんですよ。と言うのも、自由軒さんでは老舗にありがちなお家騒動が繰り広げられとるんです。

元々の創業の地は難波・千日前。戦災の被害を受けた後に同じ場所で再建され、自由軒は今もそこで営業しているんですが、もう一つ「せんば自由軒」を名乗るお店があるんですよ。

何でそんなことになってんのかってぇと、千日前の2代目店主の吉田四郎さんってヒト(創業者の次男)が、昭和45年に大阪・本町の船場センタービルの中のみという条件で弟さん(創業者の五男)に出店を許可したのが始まり。こちらが「せんば自由軒」を名乗り、約束を違えて店は増やすわレトルトの通販は始めるわとやりたい放題。

現在では千日前・自由軒がホームページで『せんば自由軒は現在では当店と関係がありません』と言い切るほどに、その関係は決裂状態なんです。で、新橋に店を出しているのは「せんば自由軒」。五男さんの方ですな。


『この二三日飯も咽喉へ通らなかったこととて急に空腹を感じ、楽天地横の自由軒で玉子入りのライスカレーを食べた。「自由軒のラ、ラ、ライスカレーはご飯にあんじょうま、ま、ま、まむしてあるよって、うまい」とかつて柳吉が言った言葉を想い出しながら、カレーのあとのコーヒーを飲んでいると、いきなり甘い気持が胸に湧いた。』


織田作之助が『夫婦善哉』でそんな風に描いた、千日前の自由軒。Kanother的には嘗て千日前にも伺ったことはあるんですが、それはもう20年近く前。店の雰囲気はハッキリと覚えているものの、味の方は新橋「せんば自由軒」との味の違いを認識出来るほど覚えてないんですよ、残念ながら。だので、新橋の味の記憶が生々しいうちに、是非とも千日前・自由軒を訪れなければ!と強く思った、Kanotherだったんでした。てか、久し振りに行きたいっす、千日前・自由軒。



根岸・ささの屋

2011年05月14日 23時59分00秒 | ぶちでたん
今日のでたん稽古は先週に引き続き、両国。しかし本日は稽古後、両国や錦糸町の呑み屋にシケ込んだりせず、一路下町・根岸へ。何故かってぇと、根岸のライヴハウスへThe ピーズのライヴ観戦に伺うからなんです。

根岸にライヴハウス?て感じなんですが、どうもこちらは元々ダンスホールだったところのようで、ホームページによると平日とかはダンス教室なんかもやってるみたいです。

そして会場内は元ダンスホールをそのまま活かした感じの作りで、昭和の香り漂う雰囲気でムードは最高。ピーズはこういう会場に凄く合ったバンドですわ、ホンマに。且つ会場内どこからでもステージが見えやすいってのも良い。ここはチョイチョイ演って欲しい場所やなぁ。てか、たぶん演ってても気持ち良さそう。ピーズにもまた演って欲しいしでたん的にも演ってみたいとこでした。

でまあ、稽古終わりで根岸についた時点でまだライヴ開始1時間以上前だったんで、観戦前に時間潰しで根岸にてシケ込んだ呑み屋さんが「ささの屋」さん。モツ焼き1本70円均一と言う潔いお店。こちらも昭和の香り漂う、良い雰囲気の店でした。ライヴ終了後に呑みに行った三富も旨かったし、根岸~入谷界隈はまた探検してみなければなるまいな、という思いを強くしたKanotherだったんでした。


※ささの屋のモツ焼き、1本70円。界隈を漂う昭和の香り、priceless。

パク森

2011年05月12日 22時58分00秒 | 関心事
昨日の味噌カレー牛乳ラーメンで思い出しましたが、カレーって何だか無性に喰いたくなるとき、あるでしょ?ねぇ?

先日、Kanother的に無性にそんな感じんなったとき市ヶ谷に居たんですよ。

ここ2年ばかし、市ヶ谷にはシゴトでチョイチョイ来てんですが、前から「ここ旨いよ」て言われてたカレー屋さんがあったんです。でも今まで上手くエサタイミングと合わずで来れずに居たんでした。そんなお店が今日ご紹介の「パク森」さん。満を持して行ってきやしたです。

聞いていたこちらのオススメってのが、店名を冠したメニュー「パク森カレー」。平たく盛り付けたライスにドライカレーペーストを載せて、周りにサラサラのカレールーをかけてある、合いがけ状態のカレーです。要は一皿で2つのテイストが楽しめるってワケで、旨いだけでなくお得感も溢れる一品なのですよ。

ドライ、ルーのいずれも何か特別な感じってワケではなく、家庭風にもう一手間かけましたってくらいなアッサリ感なんですが、しかしドライとルーの両方がかかっているというスペシャル感。これはなかなかご家庭では手間かけらんないすよね。

且つ、この口当たりのアッサリ感はたぶん、濃い目&濃い目でディープになり過ぎんように、ドライ、ルーともに控えめに調味してあんでないかと思うんですよ。両方あって丁度良い的にバランスされてんだと思うワケですよ。それって簡単そうで何気に難しいと思うんですよね。

んなこってオススメ通りまんまとパク森に惹かれてしまったKanother。また行きたいな。てか、また行きます。