クラブマネジャー星です。
25日土曜日は魚沼保健所さん主催のイベント、プロジェクト8のつどいが開催されました。
この「プロジェクト8」とは血糖値の濃度を示すHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値を8%以内に抑えましょうというこの医師会を中心とした地域全体の取り組みです。
2010年から2012年に魚沼市地域糖尿病対策推進会議からこの取り組みが始められ徐々に成果が出始めました。
2015年2月にはその内容がNHK EテレでTV放映されました。
http://www.nhk.or.jp/kenko/choice/archives/2015/02/0221.html
25日のプロジェクト8のつどいは以下のような内容でした。
①医師の講話(糖尿病の改善方法)
②栄養士の食事の食べ方指導
③健康運動指導士の家庭ででできる簡単運動3つ
わがクラブの理事長でもある上村伯人医師は参加者に最新の糖尿病をとりまく治療事情を発表しました。
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値を8%以内に抑えましょう、というこのプロジェクトですが実際はどうなんだろうということですが、すごい結果が出ていました。
健診センターで働き盛り世代でHbA1cの数値が8%以上の人がどれくらい減ったのか、ということですが、なんと、2012年で195人だったのが2016年では21名だったそうです。
4年間で約10分の1。
これはすごいことです。
魚沼市の医師会を中心としたこの取り組みは全国に誇れるものだと確信しました。
私たちエンジョイSC魚沼も糖尿病患者や、境界型の市民が安全に意欲的に運動に取り組めるようなプログラムを数多くそろえています。
そして医師の講義を身近に聞くことができるような学ぶ場所も提供し続けています。
65歳以上であれば若トレ教室、働き世代であれば、月イチで有酸素運動をメインで行うE-SPO健康づくりプロジェクト。
どちらも魚沼市福祉課や、保健師さん、包括支援センターや職域対象の労働衛生医学協会健診センターさんと連携しています。
医療機関や医師、健康増進施設、民間スポーツ施設などの資源は少ないですが手を取り合って頑張っています。
既存の各関係機関が一体となった取り組みが魚沼市の健康の一端を支えてると思います。
エンジョイスポーツクラブでもさらに健康づくりや体力づくりが楽しく継続できるような運動教室を展開していきたいと思います。