健康運動指導士 星です。
私はだいたい6歳(未就学児)くらいまでに運動遊びを多く体験すると、
そのあとの発育発達にいい影響を与えるのではないかと考えています。
(次男が6歳になり、運動遊びの体験をするための積極的な関与をしないことにし、
親としては本人の意思に任せて見守ることにしています。)
公園に出かけるとその動きの種類は多彩です。
滑り台の上から飛び降りながら、大声で父を呼び、鬼ごっこを提案してきます。
それに飽きると鉄棒やうんていにぶら下がり夢中でいろいろな技に挑戦し、
うまくできなければまた次の遊びに移るといった様子で、本当に目まぐるしく動き回ります。
その光景をみて改めて思いました。
この動きの種類と運動量は主体的に自分の意志で動くから確保されるんだなあと。
特定のスポーツを習わせたらおそらく、この動きの量と質の運動体験はよほど指導者が気を使わないと確保できないのではないかと。
休日は自由に運動遊び。夏は川遊び、冬はスキーというマルチスポーツ遊びの体験学習。
スポーツは季節によって変化するのがいいだろう。
ということで
特定のスポーツを選ぶのは中学生からでいいのではないでしょうか。
スポーツを習うのが早ければ早いほどいいということだけはないと思います。
むしろ、遅いほうがいいと思います。
素早く動き、速く走ってみる。ボールを強く遠くに蹴ったり、遠くに投げてみたり。
遊びのなかでメッシになり投げ方を真似しながらダルビッシュになる。
夢中になって運動遊びができる環境であれば
自分の意志でこれをやってみるというまで待ちましょう。
ちなみに参考になりませんが、私はサッカーを20歳から始めて32歳までプレーしました。
大学までは陸上選手、そのなかでサッカーの掛け持ちした時代は財産となってます。
自分で選んでスイッチが入った時が何歳でも適齢期です。