健康運動指導士、星です。
今日は健康づくりプロジェクト7回目でした。
このプロジェクトに参加すると10回の教室(8カ月間)で計画的に目標に向かうように行動変容しその実践を記録していきます。
前回は歯科医師の上村正人さんより、歯の健康についての話を聞き、口腔ケアの重要性を学びました。
しっかり噛むことが健康につながりますし、歯を大事にすることで栄養を上手に取り入れられることになります。
教室のメインは運動実践ですが、その前に必ず30分の講話やグループワークが入ります。成功するために大事なのはその理屈を理解してそれを実践することなのです。
7回目の今回は小出病院の管理栄養士、木暮さんより栄養講話がありました。参加したみなさんはここぞとばかりに栄養士さんに矢継ぎ早に質問します。
中性脂肪の減らし方、悪玉コレステロールLDLの減らし方など、その体の仕組みを学んだあとの自分の疑問をぶつけていて、それが解消されると納得した様子でした。
このやり取りを聞いていて、成功するのを確信しました。
栄養バランスはまず、視覚で覚えます。主食、主菜、副菜、このバランスは絶対に大事です。
そして血糖値の上がり方についても栄養士さんの丁寧な講話で皆さん疑問が解消されたようです。
こういう基本的なことは何度聞いても自分のためになり、それを実践できるか確認になるので良かったと思います。
そして運動実践ではしっかり体を動かしました。(写真は10月の教室の様子)
冬にはいったからといって活動量が落ちないように、運動プログラムを個々に確認し、今と同じ生活習慣で過ごせるようにレクチャーしました。
このプロジェクトを開始して4年目になりますが、健康運動指導士としてわかったことがあります。参加者のなかで目標達成しやすい人の傾向です。そのポイントは、自分の食事のとり方を理解しているかどうかです。運動が好きな人がここに参加するのですが、自分の食事の傾向を理解し、改善できることがすんなりイメージできる人はどんどん健康になり、運動もうまくいきます。やはり女性が多いように思います。働き盛りの男性にどのようにアプローチするかは積年の課題です。30代40代の男性がこのプロジェクトに参加していただけるといいのですが、なかなか難しい問題ですね。
「栄養」と「運動」は両輪で考え、実践しないと目標には届きません。今日の食事の振り返りは栄養士さんのおかげで大成功でした。