高齢者登山

見直しているマネージャー高木です。

　昨日、北海道で１０名遭難死の痛ましいニュースが飛び込んできました。毎年募集のトレッキングは、平均年齢が７０近くで神経を使います。中級以下とハイキング程度の設定をしているのですが慎重に再考する必要も有るようです。

　難易度に応じて年齢制限も必要なのかもしれません。本人の承諾書とか保険加入の問題ではなく、こと人命に関することは刑事責任も伴います。慎重の上にも慎重を重ねる必要があります。

　自然の力は想定外の猛威を振るいます。以前にも書いたことがありますが、初冬の立山に入っていたときに経験した、目の前で人が飛ばされ倒れこむ程の強風や、３週続けて谷川だけに通った時の連増遭難死を目の当たりにすると怖さが倍増します。

　より楽しい山歩きをするために、もう一度時間を掛けて考えようと思っています。