気まぐれロンリー 人生リボーン!

旅好き酒好きオヤジのロンリーライフ。
風に吹かれて何処をさすらう。
明日はいずこの草枕。

親の責任

2016-08-26 19:47:29 | 日記
バカ息子のために母親が記者会見を開き晒される。
痛々しかったですね。

芸能リポーターの醜悪な質問にも全て真摯に答える高畑淳子。
聡明でした。

それだけにバカ息子の愚かさが際立ちました。
でも、どこかで子育てに失敗したと思わざるを得ません。

親に迷惑をかけたくない。
親を悲しませたくない。
それが子が持つ普通の感情だと思います。
だから、思い止まれるんですね。

自分だけで責任を完結できるなら何をしようと自由かもしれませんが、人は1人では生きていません。

親、家族、親族、友達、知人、先輩、後輩、仕事仲間、取引先・・・
人は人の中で生きています。

その認識を持てるかどうか。
持たせられるかどうか。

親の責任はその一点にあると言っても過言ではないと思います。


埼玉でまた少年が仲間に殺されました。
これも同じです。

少年期に子供達が不良化することを否定はしません。
そういう時期はあるものだと思っています。

でも一線を越えるかどうか。
その時、親の顔を思い浮かべられるかどうか。
そこで、人生は大きく変わってしまいます。

埼玉の事件、親の姿が見えてきません。
被害者も加害者も。
親の存在が希薄過ぎます。

夜遊び、家に帰らない、予兆はいくらでもあったはずです。
それを見逃したのか、目を瞑ったのかは知りませんが、ほったらかした親。

子供の成長に親は責任があります。
例え成人した子供であろうと、性格を形作る幼児期に最も近くにいた存在として、親は決して責任を免れることはできないのでしょうね。








コメント
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