コウノトリの赤ちゃんがいつ巣立つか・・・。
徳島は今コウノトリに浮かれています。
鳴門市大麻町に営巣しているコウノトリ。
この春、目出度く赤ちゃんが誕生。
巣立ちの時を迎えています。
名前は「蓮」「なる」「あさ」
連日、「あさ」が巣の上空を飛び回り、「巣立ちか!」と待ち構えた報道陣を色めき立たせています。
何でも巣立ちには定義があるとか。
巣から飛び立ち、巣以外の場所、木や電柱や地面に降りたった時点でめでたく「巣立ち」と認定されるんだそうです。
巣を望めるギリギリの農道には連日、マスコミやコウノトリウォッチャーの皆さんが押し寄せカメラや双眼鏡を覗いています。
我が後輩たちも連日、早朝からウォッチング。
ご苦労なことです。
思わせぶりに羽ばたいて飛び上がったり、飛んだと思えばしばらく散歩(散飛ですかね)して舞い戻ったり。
ウォッチャーたちをやきもきさせています。
でも、遠くまで飛んで、何処かの木に止まったとしても、誰も確認できなければどうやって「巣立ち」を認定できるのでしょう?
1度巣立てば2度と巣に戻らないという生物学的習性があるのなら、そのままいなくなるだけで、我々が巣立ちを確認できるのは、2度と戻ってこないと断言できるほど時間が経過してからのこと。
ちょっと間抜けなことになりそうです。
連日の取材で疲れが出ている後輩たち。
名前が「あさ」だけに、こう思っていることでしょう。
♪ 飛んでいけ!
飛んでみよう!
飛んでいけ!