家の近くに小さなお好み焼き屋さんがある。
ウォーキングの途中で見つけた。
店に名前はない。
外観も普通の家である。
そして、火曜日だけしか開いていない。
一度行こうと思っていた。
今日は休み。
と言うことで行ってみました。
店の中にはお年を召した女性が数人。
世間話でわいわいガヤガヤ・・・。
「なんにするで?」
「ビールはあります?」
残念ながらビールは置いていませんでした。
仕方がないのでビールは諦め、豚イカ玉を注文。
すると、1人のお客さんがコーヒーを入れてくれました。
「まあ、コーヒでも飲んで」
聞くところによると、昔は毎日店を開ける普通のお好み焼き屋さんでした。
歳も取り、しんどくなったので今では火曜日の昼間だけ店を開けています。
お客さんは皆さんご近所の顔見知り。
ここは井戸端会議の場所だったんですね。
常連さんばかりですから、もし来なかったりすると心配になるんだそうです。
「病気ちゃうんかいな」などと。
豚イカ玉が焼ける間に聞こえてくる会話も、病院の話がほとんど。
良いコミュニティが出来上がっています。
ビールがないのは残念でしが、普通に美味しくいただきました。
火曜日だけのお好み焼き屋さん。
そこは元気なオバ様たちの社交場でした。