そごう撤退後の駅前をどうするか。
これは徳島市にとって大きな問題。
地元紙の調査ではデパートを核とした商業施設を望む声が多いらしいが、
虫が良すぎる。
徳大の准教授も指摘しているが、これまで県民が買い物に行かなかったから撤退するということを忘れてはいけない。
そごうには滅多に行かない。
行くのは紀伊国屋がほとんど。
買い物は数年前にダウンを買ったくらいしかない。
正月三日に行ったら、人が多いのにびっくりした。
だがそんなことは稀で、いつもガラガラ。
夕方など惨憺たる状況だ。
市にとって大きな問題だが、市が単独でどうこうできる問題でもない。
例え市長と知事が仲良くなろうと、どうなることでもない。
儲かる見込みがない場所に、店舗は進出しない。
そもそもあの巨大なビルに居抜きで入る商業施設などでデパート以外に考えられない。
デパートが入らぬとなるとフロアを切り売りすることになるが、切り売りするには大きすぎる。
どう考えても埋め尽くすことなど不可能。
だとしたら壊すしかないが、市にその考えはないらしい。
壊すだけでも相当の金がかかるが、壊さねば廃墟ビルになることは火を見るより明らか。県都の玄関に巨大な廃墟ビル。
面白珍百景でもあるまいに。
ここは決断の時だろう。
サイズダウンして建て直し、衣食住に医療も充実したスモールでスマートな駅前になれば、それこそ全国的にも注目されるだろうに。
まあ夢物語か・・・。