気まぐれロンリー 人生リボーン!

旅好き酒好きオヤジのロンリーライフ。
風に吹かれて何処をさすらう。
明日はいずこの草枕。

嘘と誠

2017-12-27 11:27:00 | 日記

大相撲のゴタゴタは、貴乃花サイドが口を開いてますます混迷しています。
いわゆる「事実」が増えるわけですから、それは当然のことです。

貴ノ岩の証言と、日馬富士や白鵬らの言い分が異なるのは当たり前
人はそれそれ自分に都合の良い解釈と印象で記憶を塗り替え、話をしますからね。

それこそ「神の目」で見ない限り、事実の認定は不可能です。
だから「事実など存在しない。あるのは解釈のみ」という至言に到達するんですね。

仮に貴乃花サイドの言い分が正しいとしたら、貴乃花は戦略ミスでしたね。
週刊誌メディアは貴乃花寄りですが、テレビは概ね協会寄り。
メディアを味方に引き入れれば状況は変わっていたと思います(テレビを味方につけたら、週刊誌は逆張りするかも知れませんが)。

相撲協会を批判する人も多いですが、組織なんてあんなもんです。
組織が組織防衛を第一に考えるのは当たり前だと思います。
正しいとか間違っているとかの問題ではありません。

組織論は置いといて、貴乃花の徹底抗戦
目的地は何処なんでしょうね。
母親の藤田紀子も思わせぶりなことを言うばかり。
巷間噂されているように、モンゴル勢を中心とした「八百長疑惑」にメスを入れると言うことなんでしょうか。
もしそうなら、大相撲って存続できるんでしょうかね。

モンゴル力士たちに「互助会的」な星の貸し借りがあったとして、それでも国民が楽しんでいるなら、何が問題なんでしょう。

八百長の定義もはっきりしません。
あの狭い土俵の上で、フッと気を抜いたら一気に押し出されもするでしょう。
その「気を抜く一瞬」が何から生まれたものなのか。
それは心の問題です。
それを八百長なのか、それとも単なる気の緩みなのかどうやって判断で出来るんでしょうね。

外形的に「八百長」と思える取り組みも、もちろんあります。
日馬富士問題で何度か映像が流れた「横綱昇進時」の白鵬との一戦。
あれも如何にも怪しかった。

それを言えば、貴乃花だって若乃花との兄弟対決で負けた一戦も怪しい。
名勝負と言われた武蔵丸との一戦も、武蔵丸が外国人力士の性が作用して「忖度」して負けたと見れば見えなくもない。
ケガを押して勝つって如何にも日本人好み。
外国人力士としては、勝って悪役にまわるのは避けたいという思いが微塵もなかったかは疑問です。
つい力抜けたかも・・・。

八百長と言えば週刊誌で散々叩かれた千代の富士。
それでも国民栄誉賞です。

国技などと気取るからややこしいので、興業と割り切れば多少のことは許される。
上手い嘘なら、それは真実。
明らかな演出の「巡業相撲」でもお客さんは楽しいんです。
だったら、それで良いじゃないですか。

たかが相撲ですよ。


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