コンビニが24時間営業を止めるの止めないのと騒いでいるが、理解できない。
夜中の3時に開いてようが閉まっていようが、恐らくボクは困らない。
困ったとしても年に1回あるかないかの話。
だからどうぞお休み下さい。
「いやいや困るよ」と言う人が日本中にどれくらいいるのか知らないが、決して多数派ではないはず。
だったら多数派に合わせるのが民主的というものだろう。
そもそもセブンイレブンは7時-11時であって、それが営業時間ではなかったのか?
夜中に開いているから夜中にコンビニに行く人がいるのであって、開いていなかったらそもそも行かない。
それが普通になれば、人間はそれに合わせて上手く生きていくものなんだと思う。
もっと言えば、コンビニ自体、昔はなかったのだから。
世の中の仕組みが変化すれば、人の生活も変化する。
最たるものが、正月の過ごし方。
昔は正月三が日は何もかもが休んでいたから、年末にまとめて買い物をし、日持ちのするお節料理を作っていた。
今は元旦からスーパーもコンビニも開いているから、作り置きの必要がない。
お節料理は全く形骸化し、作らない家も多い。
正月から正月気分が消えたことは、昭和世代としては寂しい。
朝からコタツで慎ましやかにお節料理をつつき酒を飲む・・・麗しき日本の元日よ。
スーパーが正月返上で営業することで失われた大切なものもきっとある。
ボクにとっての「麗しき日本の元日」のようなものが。
だとしたらコンビニが24時間営業することで、便利さとの引き替えに失われたものもきっとあるはずなのだ。
それが再び見いだせるとしたら、24時間開いていることの便利さより、ボクはそっちを期待したい。