翌日、まず向かったのは、車で15分程度のところの亘理町にある、わたり温泉 鳥の海です。ここは温泉施設のほか、宿泊施設、レストラン、地元物産の市場等もある、公共の施設です。本当はこちらに泊まりたかったのですが、あいにく満室でした。
ここは阿武隈川の河口にあります。鳥の海というのは、元阿武隈川の河口だった汽水湖のことです。汽水湖の中には荒浜漁港があり、ここの売店では朝取りの魚も買うことができます。
温泉は最上階の5階にあります。この日は曇りでしたが、晴れていれば金華山まで見えるそうです。お湯は琥珀色で、アルカリ性が結構強めのぬるぬる系のいいお湯でした。残念なのは、消毒臭が結構強かったこと。この手の施設では消毒はやむなしですが、ちょっと強すぎと思います。
1階のふれあい市場では、地元の産物を安く購入することができます。この辺は東北一の苺の産地ということで、苺が多くありました。
しかし、やはりここの売りは海産物でしょう。この日購入したのは、やや小ぶりのカレイ2枚で400円、どんがら汁用朝取りたら780円、岩のり310円。
カレイは身がふっくらしていて、しかも見た目よりはるかに身が詰まっており、とてもおいしかったです。たらは、身、肝、白子が1/3づつといった感じの贅沢さ。
この辺はほっき貝が特産のようで、レストランでもほっき貝定食があり、食べてみたかったのですが、まだ空腹ではないのと、この日は3周年記念のイベントで大変混雑していたので、断念しました。そのうち、ぜひ泊まりで行ってみたいと思います。
さて、次に向かったのは、白石です。目的は温麺です。
まずは駅の観光案内所へ向かい、 温麺情報を仕入れます。
こちらは駅前の一角にある、小十郎プラザ。
「俺が行かずば誰が行く」はかっこいいですね。
さて、白石市内に温麺の店は結構あるのですが、以外に日曜休業の店が多く、たどり着いたのは「やまぶき亭」です。ここは温麺協同組合の直営店です。
注文したのは、みそうーめんです。
味もおいしいのですが、ここの特徴は、しっかりした麺です。かなり密に練られているようで、時間がたっても伸びることがありません。しかも量も多く、かなりのボリューム感でした。
そして、最後に白石城を外から見て、今回の旅行は終わりです。
<終わり>