「あずさ7号」大月を出て、笹子トンネルを通過して甲府盆地に入ります。残念ながら霧が出ており眺望は今一つでした。
甲府ではさすがに多くの人が降り、約6割程度の乗車率となって発車します。
韮崎を過ぎると車窓は高原の雰囲気となります。車窓南側は雲が厚く垂れこめていますが、北側は晴れていて、茅ヶ岳がきれいに見えました。空いていれば走行中でも席を移動できるのもバスではできない事です。
小淵沢で意外にもビジネス客が結構降りました。
小淵沢を出て八ヶ岳を見ながら進むと信濃路に入ります。
すると、雪がちらつき始めたと思うとあっという間に雪景色になり茅野に到着。
茅野では長野色の211系が。
甲府までの区間では、普通のほとんどが115系でしたが、甲府~松本間では2日間、一度も115系を見ることはありませんでした。
茅野を出ると雪はなくなり、諏訪湖沿いの単線区間を進み、塩嶺トンネルを高速で駆け抜け、ソーラーパネル畑になっている旧塩尻駅跡を通過して塩尻駅に到着。
この周辺は桔梗ヶ原と呼ばれ、日本屈指のワイン用ブドウの産地となっています。当然この周辺にはワイナリーも多く、駅のホームにもぶどう棚があったりします。
塩尻から10分で松本に到着。風が冷たいです。
ここからバスで平湯温泉に向かいます。が、その前に昼食をとることにしました。
そば所だけあって、駅の周辺にもたくさんそば屋がありますが、多分最も近い「榑木野」に入りました。上の写真の出口から30秒かからないところにあります。
かけそば。温泉玉子と天かすがついています。
こちらは鴨せいろ。
この店、信州の全酒蔵の日本酒が180mlで用意されており、興味をそそられましたが、時間がないため自重し、駅から5分ほどのところにあるバスターミナルに向かいます。
<その3に続く>