中棚荘の夕食は、食事処になります。
今回は、「はりこし亭」を指定されました。
「はりこし亭」は中棚荘の敷地内にある、古民家を移築した食事処で、夜は予約すれば宿泊客以外も利用できます。
はりこし亭に行くには、長い廊下をロビーまで戻り、一階に下りて、建物の外に出て少し歩いていかなければなりません。
なかなか雰囲気のある建物です。
中に入ると土間があり、左の障子の中が広い座敷になっており、そこが食事会場です。
仕切り等はなく広い座敷にテーブルが置かれています。テーブルの間隔は十分広く、照明も落としてあるので、隣が気になることはありません。
食前酒は藤村のにごり酒です。
先付け 新緑和え
紋甲烏賊酒煎り こんにゃく 人参 栗麩 空豆
お造り
鯛へぎ造り 蛸 大根 胡瓜けん 大葉 サラダセロリ ラディッシュ 山葵
付け合わせまでお品書きに書くのは初めて見ました。
焼物
甘鯛塩焼き筍 玉葱 ジャム入人参ドレッシング フリルレタス 紅心大根
さて、この中棚荘、最近ワイン醸造を始めていて、そのワインをもむことができます。
赤ワイン白ワイン飲み比べセットです。
これは別注 アトリエ・ド・フロマージュのチーズ。
蒸し物
蕎麦茶碗蒸し 百合根 鶏そぼろ 三つ葉 銀あん 山葵
煮物
合鴨治部煮 茄子 海老芋 絹さや からし
今回は半蕎麦付プランです。
蕎麦には日本酒、ということで、地元小諸の大塚酒造 浅間嶽 純米酒です。
これも結構甘口です。最近は甘口がはやりなのでしょうか。
揚物 磯部揚げ
ヤングコーン 蓮根 紅生姜 柚子塩
食事 釜炊き御飯 グリーンピースの炊き込み御飯です。
汁物 もやし 若布 葱
香の物 二種盛り
デザート。
以外、といっては失礼ですが、食事は非常においしかったです。もっと旅館料理的なものが出てくるかと思っていましたが、一品一品しっかり調理されています。
ただ、品数と量は少ないと思います。特に量は、少食の我々でも少し少ないと感じるくらいなので、多く食べる人には物足りないのでは、と思います。
あとは、ホール担当の接客が非常に良かったです。ただし、テーブル7卓程度に2人しかおらず、さすがに少ないように感じましたが。
<三日目に続く>