佐久地域は、千曲川沿いの大きな盆地に位置し、中山道も通っていたことから、江戸時代には商業を中心に栄えました。
しかし、明治になり鉄道が開通すると状況は一変、信越本線は佐久を通らず、代わりに佐久鉄道(小海線)が通ることになりますが、上野と直結して観光地として有名となった軽井沢、小諸、上田に比べ、ローカル線の沿線となっ佐久は、知名度で大きく後れをとることとなります。
この状況が一変するのは1997年、長野新幹線開通とともに佐久平駅が開業、新幹線の駅ができなかった小諸との立場が一気に逆転することになります。
かつて、佐久から東京へ行くには小諸で乗り換える必要がありましたが、市熱本線の第三セクター化、横軽間廃止により、小諸から東京に行くには佐久で乗り換える必要があります。
佐久盆地の南にある、「道の駅 ヘルシーテラス佐久南」にやってきました。
2017年に開業した新しい道の駅で、広くてきれいです。物産館、レストラン等も充実しています。
まずはカフェで一休み。
続いて物産館で買い物をします。
野菜。
ジャム。
米と味噌。
佐久名物、鯉のうま煮。
さて、買い物をした後、どこかで昼食を、と思っていたのですが、どこも混雑してそうなので、ここで昼食をとることにします。
ランチバイキング 90分 男性1400円、女性1300円です。
名前の通り野菜中心のヘルシーメニューが中心ですが、おいしいです。
この内容で1400円はお得だと思います。できたばかりのせいか、周辺の有名観光地に観光客は流れるせいなのか、連休中の昼時にしてはさほど混雑しておらず、現在のところ穴場といえそうです。
続いて、ツルヤという、地元のスーパーに向かいます。
地元のスーパーには面白いものがあることが多いですが、ここもなかなかのものでした。
ツルヤブランドのワインと、佐久の地酒、戸塚酒造の寒竹 特別純米酒。
ワインはマンズワイン小諸ワイナリーのOEM商品です。メルローにしては、結構渋みが強いです。
佐久には全国的に名の通った酒蔵はありませんが、酒蔵が11もあり、そのうちの一つです。
かなり濃厚で力強い味わいです。個人的には甘さが少し強いかな、という感じです。
ジュース類も種類が非常に豊富です。リンゴジュース、ではなく、りんごの品種ごとにジュースがあります。
これもツルヤオリジナルブランドです。
これもツルヤオリジナルのドライフルーツ。
パンと軽井沢倶楽部というお菓子も買いました。このお菓子、おいしくて、もっと買えばよかったです。
夕食用に信州産虹ます。
スーパー ツルヤは、思ったよりも規模が大きく、品ぞろえも豊富でした。なぜ佐久にこんな規模の大きいスーパーが、と思ってしまいますが、佐久地域の経済力が高い、ということなのでしょう。
長野を旅行して感じたのは、庭がきれいに手入れされた大きな家が多い、と感じましたが、特に佐久地域ではそのような家が多いように感じました。
<その4に続く>