堂ヶ島から、東伊豆に向けて移動します。
松崎から県道下田松崎線に入ると、那賀川沿いに見事な桜並木が続きます。今年は完全に葉桜になっていますが、花の時期はさぞ見事なことでしょう。
ところで、西伊豆 松崎の名物に桜餅あり。
松崎は桜の葉の塩漬け生産が日本一で、当然、桜餅も名物です。ということで、桜餅を買いに行きます。
梅月園桜田店。
松崎の桜餅は、桜葉のスジが全く感じられず、非常に美味しいです。そのほかのお菓子も非常に美味しいものでした。
県道下田松崎線は東伊豆と西伊豆を結ぶルートの一つで、下田から松崎へのバスが通っています。
那賀川沿いを進むと、道の駅 花の三聖宛 伊豆松崎があります。
ちいさな食事処とトイレがあり、産直等の物販の施設はなく、石の彫刻と古い建物があるだけの静かな施設です。
この彫刻は、ウエストのところで折れてしまっています。
道の駅裏手にある山神社。
那賀川4に架かる橋。伊豆もこの辺に来ると、かなり秘境感があります。
次に、観音温泉で立ち寄り湯に向かいます。
県道下田松崎線から、車がすれ違えない細い道を2kmほど進むと、突然広い敷地の温泉宿が現れます。
宿のフロントで日帰り入浴の入浴料を払い、日帰り温泉施設に向かいます。
日帰り入浴船用の施設が最近できたようで、手前が女性用、奥が男性用です。
木がふんだんに使用された施設はきれいで、気持ち良く入浴することができます。
特筆すべきはここのお湯で、アルカリ性単純泉とのことですが、アルカリ性が強いようで、とろ味はないものの、かなりぬるぬるです。そして、飲泉も可能ですが、軟水だからなのか、かなり甘みを感じます。
温泉成分が濃いわけではないにもかかわらず、非常に濃厚さを感じる、非常に良いお湯でした。
観音温泉の猫。
<その4に続く>