続いて玉峰館の夕食です。
玉峰館の料理は、新日本料理と称する、和風創作料理で、どんな料理が出てくるのか楽しみです。
夕食の時間は17時30分、18時、18時30分から選べます。今回は18時30分を選びました。
時間にダイニングに向かいます。
この時間だとカウンター席が選べる、ということなので、カウンター席にしました。
丁度目の前で料理長が仕事をしていて、なかなか楽しい席です。
今日は満室ではないようですが、結構お客さんがいて、活気があります。昨日の宿がわずか三組だったのとは雲泥の差です。
日本酒の種類は豊富です。一合単位で錫製の容器で提供されます。これが結構重くてしっかり持たないとこぼしてしまいそうです。
飲み物メニューにはない銘柄もワインセラーにはあったので、おそらく隠れメニューがあるのかもしれません。
こちらはノンアルのペアリング、料理に合わせて三種類提供されます。
最初はホワイトティースパークリング。
先付
海老芋含ませ餅粉揚げ 蟹と鱶鰭餡 軸三つ葉 卸生姜
一品目が出てきた段階で、顔がほころんでしまいます。やはり、せっかく宿に来る以上、普通の料理ではなく、このような、自分では作ることができない料理を食べたいものです。
前菜。
富士山サーモンコンフィ カリフラワームース 旨ジュレ
京壬生菜干し椎茸浸し 糸賀喜
雲子酒蒸し 柚子胡椒卸 土佐酢
広島産牡蠣オイル漬け
富山産白海老寿司 キャビア 山葵
これはお酒がすすみます。
お椀
薄氷椀 鯛酒蒸し 巻湯葉 京人参 木の芽
表面の薄い大根を氷に見立てた一品です。
ノンアルペアリング二品目は、ロゼスパークリング。
お造り
漁港より直送鮮魚四種 平目 鰤 ホウボウ 鮪
煎り酒 大島オーシャンソルト 土佐醤油
鰤は富山の寒ブリです。金山寺味噌は口直し
魚料理と肉料理は、3種類から選べます。
魚料理
金目鯛塩焼き 杉板盛り 厚焼き玉子 新銀杏 零余子
金目鯛を塩焼きにするのはなかなか斬新と思います。
鰆雲丹しっとり焼き 茸ソテー 雲丹ソース
雲丹はさほど濃厚ではなく、鰆と相性ばっちりです。
ノンアルペアリングも、最後はお茶三種類から選べます。
肉料理。
和牛ヒレ肉網焼き 香り野菜マリネ カンポートペッパー ゲランドの塩
カンポートペッパーはカンボジアでしか取れない最高級の胡椒で、生胡椒が提供されます。生胡椒は初めてですが、存在感抜群です。
ゲランドの塩はフランスの有名な塩ですね。
近江鴨治部煮 天王寺蕪 九条葱 黒七味
黒七味が効いています。器もおしゃれです。
食事
鰻ご飯 赤出汁 香の物
ご飯は土鍋て提供され、残した分は夜食にしてくれます。
次は最後のデザート、ここで窓際の席が空いたとのことで、移動します。
窓際の席は3テーブルのみ、人気があるのでしょう。
デザート。
ガトーショコラ マスカルポーネムース 三種のベリー フランボワーズソース
夕食はデザートまですべておいしく、今までに宿泊した宿の食事では間違いなく上位に入ります。非常に満足です。
夜食のおにぎり。
水筒には出汁が入っていて、お茶漬けにもできます。
庭園のライトアップ。
星もよく見えました。
<三日目に続く>
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