諏訪南ICから中央高速で一宮御坂ICまで移動してきました。甲府盆地は涼しい蓼科と違い、猛暑です。20度近い気温差です。
このあと、桃のスイーツを食べに行く予定ですが、まだ時間があるので、ちょっと買い物をします。勝沼バイパス沿いにある、JAフルーツ直売所、コンビニに隣接しています。この辺は道の駅等がないため、休憩していると思われるトラックや営業車も多く、小さな駐車場は常に満車で、ごった返しています。
桃は明日買うため、ここではワイン、桃のシロップ漬け、地ぶどうのジャムを購入しました。
ワインは、シャトー勝沼のスパークリング甲州です。
そして隣のコンビニもちょっとのぞいてみました。なかなかローカルな品物が売っています。ぶどうのサイダーを購入しました。
さて、時間になったので、目的の店、「Peach Cafeなかにし」に向かいます。
ここは人気店のようで、例年、この時期は数時間待ちになることもあるらしいですが、今年は蜜を避けるため、完全予約制となっています。そのおかげで、予約さえとれば待つことなく入店できるのはうれしいところです。
店の案内通り、勝沼バイパス沿いのケイヨーD2の駐車場に車を停め、登りの道を歩いていきます。この道路は一宮御坂ICに接続しており、交通量が多いわりに歩道はなく、結構危険な道ではあります。
数分歩くと桃畑が現れます。
おいしそうな桃が鈴なりです。
その先に「Peach Cafeなかにし」があります。
ここは桃農家の中西農園直営のカフェで、この時期は桃スイーツが楽しめます。
予約した時間に店内に案内されます。店内は冷房が効いていて快適です。時間は50分、追加注文はできないので、最初にすべて注文る必要があります。
山梨で獲れる桃にはこんなに多くの種類があることは知りませんでした。
そして、店内には本日の桃が掲示されています。
そしてメニュー。追加注文ができない、となると、つい多めに注文してしまいます。
桃の生ジュース。濃すぎず、薄すぎず、ジュースに適した品種を使ってるのでしょう。
ピーチ アイスティー。
これは昔イタリアで飲んだ桃のアイスティー以来の衝撃のおいしさです。ガムシロップなしでも十分甘くて、必要ありません。
ピーチシャーベット。
8月、ピーチシャーベットといえば、松田聖子ですね。プール帰りではありませんが。
100%桃果汁の自然な甘さです。少し溶けてスムージー状になってもおいしいです。
そして、麗しの夏パフェ。桃がてんこ盛りですが、桃以外にもいろいろな食材が使用されています。
その詳細は入口の看板にありました。
これは、普段近所のスーパーで買う桃とは全然違いますね。これを食べるためにここまで来る価値はあると思います。人気になるのもうなずけます。
次に、釈迦堂遺跡博物館に向かいます。
この博物館は中央道の釈迦堂PAのすぐ上にあり、PAから歩いていくこともできます。春には一面の桃の花を見ることができるスポットとしても有名です。
見晴らしがよくて、人が少ない場所、ということでここに来ましたが、予想通り人は少ないものの、湿度が高く見晴らしはあまりよくありません。
ここは眼下に見える中央道建設の際に発掘調査された遺跡で発掘された土器、土偶等が展示されています。
土偶は小さいものばかりですが、かなり数が多いです。土器は大型の物が多数展示されています。
感想として、昨年訪れた茅野の博物館に対し、土偶のクオリティが低い、と感じました。デザインもゆがんだものが多く、素材も粗末な感じがあります。
茅野とは100kmくらい、黒曜石も来ているので交流がなかったわけではないと思いますが。高度なデザイン性の土偶を必要としていなかったのか、それを作るだけの技術がなかったのか、謎は深まります。
ここから、本日の宿に向かいます。
釈迦堂遺跡博物館から北上する道沿いにはワイナリーがたくさんあります。
いずれ落ち着いたら、暑くない時期にワイナリーめぐりもしてみたいと思います。
<その3に続く>