松島の次は、塩竈に向かいます。
まず向かったのは、鹽竈神社です。
塩竈の市街地を見下ろす丘のうえにあります。陸奥の国一ノ宮だけあって、かなり大きな神社でした。
こちらは天然記念物の鹽竈桜です。
境内には他にも桜の古木がたくさんあり、開花時にはさぞきれいなことでしょう。
拝殿は左宮と右宮、さらに別宮があります。
こちらは撫で牛です。
続いて、すぐ隣にある志波彦神社へ。
ここの鳥居の前からは、塩竈市街が見渡せます。
一通り神社をめぐって、次に向かったのは、本町通りにある、株式会社 佐浦です。
日本酒「浦霞」の蔵元といったほうがわかりやすいでしょう。
店内は昔ながらの雰囲気を残しながらもモダンな感じで、作家物のグラスや陶器のコーナーもあり、センス良くまとまっています。
奥には試飲のカウンターがあり、300円で専用の猪口を買うと3種類試飲することができます。
カウンターでは試飲だけではなく、いろいろと塩竈の情報を教えてもらえます。塩竈の3つの日本一は、生マグロの水揚げ、練り物生産量、すし屋の数だそうです。
ここは閑散とした塩竈の中でもにぎわっていました。何よりも、塩竈を盛り上げて行きたいという気持ちが感じられました。ぜひ、日本酒も塩竈も盛り上げていってもらいたいものです。
さて、店を出て、店で教えてもらった御釜神社へ向かいます。店から御釜神社は徒歩1分程度なのですが、その途中で気になる店を見つけました。
「 チョコレート工房 クレオパンテール」
正直、こんなところにチョコレート専門店があるとは思いもしませんでした。ということで買ってみました。
味は、悪くありません。むしろ、東京の有名店に比べ、シンプルでわかりやすいかもしれません。値段はそこそこですが、買う価値あり、と思います。
で、御釜神社です。ここには、塩竈の由来となった神竈が安置されています。ここの釜の水はどんなときでも耐えることはなく、色が変わると異変があるといわれているそうです。
以上で本日の観光は終了です。塩竈は、このほかにも以外に見所は多く、うまく観光客を誘致すれば活性化の余地はあると感じました。ただ、買い物をする施設がないことが難点でしょうか。マリンゲート塩釜にも行きましたが、正直さびしい感じでした。観光の拠点となる物産館の充実が必要と感じました。
本日の宿泊は、仙台の南、グリーンピア岩沼内にある、モンタナリゾート岩沼というところだったのですが、まあ、どうしても泊まらなければならないが他に空いていない、という場合以外に泊まることはお勧めできません。
なんというか、とりあえず施設があるから営業しているといった感じで、あまりやる気が感じられませんでした。
いまだにサンタクロースの飾りの残るロッジ、施設が古いのは仕方ないとしてメンテナンスが行き届いているわけでも、掃除が丁寧なわけでもない中途半端さ、しかも親方日の丸的な従業員など、客が快適に過ごすことは考えていないようです。しかも、決して価格が安いわけでもありません。
阪急阪神第一ホテルグループの看板を掲げていますが、今すぐおろすべきでしょう。
で、この日は素泊まりでレストランも期待が持てなかったので、仙台空港近くのまこと寿司まで夕食を食べに行きました。
絶品だったのが、たらの白子です。たらきくというそうです。
寿司はこんな感じです。普通においしかったです。値段を考えれば、コストパフォーマンスは優秀といえるでしょう。
ここの最大の特徴は、仙台空港に離着陸する飛行機を見ながら食事ができること。以外に便数が多いことがわかりました。
<その3に続く>