由布院から南に向かうと、天気は回復し、「道の駅 ながゆ温泉」にやってきました。
九州旅行は三回目ですが、ここに立ち寄るのも三回目です。長湯温泉の泉質がとても気に入っているため、また立ち寄り湯に来ました。
まずは干ししいたけを購入します。
今回は、道の駅からすぐ近くにある、「長湯温泉療養文化館 御前湯」に行きました。
やはり長湯温泉のお湯はすばらしいです。わざわざ来るだけの価値はあると思います。
ところで、「道の駅 ながゆ温泉」で出会った猫を紹介します。
オスなのにとてもフレンドリーで、寒風吹きすさぶ駐車場で愛嬌を振りまいていました。
長湯温泉で立ち寄り湯と猫に癒されたあと、さらに南下し、豊後竹田に向かいます。
豊後竹田は川に囲まれた谷間の斜面に広がる小さな町です。
ここに来たのは、「国指定史跡 岡城跡」に行くためです。
岡城は、戦国武将としてはかなり地味な中川氏が築いた城で、日本100名状にも指定されています。川に囲まれた小高い岡にある、山城です。
駐車場に車を停め、入場券を購入します。ここの入場券は登城手形という名前で、巻物状の案内図が付いてきます。
駐車場から5分ほど歩くと、登場口に到着します。三連休の初日ですが、ほとんど観光客はいません。土産物屋が大音量で「荒城の月」をエンドレスで流しています。
豊後竹田の観光の目玉は、岡城と滝廉太郎です。滝廉太郎が竹田に滞在したのはわずか3年ですが、岡城跡で「荒城の月」を作曲したということで、竹田の観光のシンボルとなっています。
登城口から急な坂と階段を上り、大手門跡に到着します。
しかし、よくもこんなところに城を作ったものです。今、兵庫の竹田城が日本のマチュピチュとして有名になっていますが、ここも天空の城として負けていないと思います。
こんな城誰が攻めるんだ、と思いましたが、大友領だった頃に、島津軍の猛攻に耐えた城とのことで、城を造るほうも造るほうだし、攻めるほうも攻めるほうです。
山頂は以外に広いです。
今日は雲が多くあまり眺望はよくありませんが、久住や阿蘇の山がきれいに見えるはずです。
本丸跡にやってきました。建物は明治になってすべて取り壊され、石垣だけが残っています。
本丸の石垣の上から国道502号方面をみると、目もくらむような高低差です。この区間は「荒城の月」の音楽舗装がされているとのことですが、風の音が強く聞こえてきませんでした。
岡城の説明書を載せておきます。
<その3に続く>