7月10日 東南東12m⇒西4m 波5mうねり 大潮 月齢12.8 旧暦6/14
丑の日を前にして残念な話を。
6月頃の雨の後に楽しんでいたウナギ釣り。
この2年程前よりレッドリストでも一番軽いランクに指定されていましたがニホンウナギをヨーロッパウナギと同様に国際自然保護連合より正式に3段階のうちの真ん中、2段階のランクに指定されてしまいました。
今後、ワシントン条約にて国際的規制になると深刻になります。
まだ大きく取り上げられてはいませんが、今後釣りに行くのがどう変っていくかが危うくなっている所です。
釣りでも今期、型が良いのが数本上がりましたが実際、数が上がるかというとそうでもありません。
本当に減ってしまったのか疑問に思うのですがウナギの生態、謎が多い。
物凄い回遊をするウナギですが稚魚の段階で不明なのが多すぎます。
近郊の回遊ルートでも他の魚も同じルート回遊もあるのですが、毎年上がっていた魚が今期は不漁が多く、温暖化の影響かルート先がお隣の国へと大きく進路変更してる様子。
今年の鯖は高騰し昨年の1.5倍程度してる。
獲れるのは遠く、済州島近い。
何故かアジや鯖もこの付近に大量に押し寄せてる様子。
正式なレッドリストならばどうも出来なくなる。
各県でも御当地といったら変になりますが土地柄のレッドリストも存在するのです。
長崎県では魚類だけで64種ありウナギもニホンウナギ、タウナギ、オオウナギと3種リスト化されてます。
今は価格が安いビカーラ種に食用での流通が広まってる。
体色がやや薄いような、味はウナギです(笑)
29日、丑の日を目の前にしてますが尚さら高騰するウナギ、もう鈴の音を聴く事が出来ないのかと思うと残念な思いになりますね。