先日中国の習主席が香港返還式典で香港の1国2制度ルールについて「変更するつもりはない。現在うまく遵守されている」というような意味合いの言葉を挨拶の中で述べていた。
「香港国家安全維持法」を制定・施行し民主化運動をさんざん弾圧しておいてよくそんな強弁が出来るんだねぇと思ったものだが言ってる内容がおよそ人間社会の常識から外れていることは言ってる本人もおそらく自覚しているのだろう。
それでもまかり通ってしまうのが全体主義というか独裁国家の怖さである。
それでもこんなに簡単に国際公約が反故にされる現実は容認してはいけないのではないか。
最近ではロシアのクリミア併合を国際社会は強く非難することなく甘く見逃した。
ロシアがウクライナ侵攻につながったというのが今や通説になっている。
ゆえに今回の習主席の言及をこのまま放置してはいけないと思うのだが如何だろう。
「香港国家安全維持法」と1国2制度との関連等、国際社会の中できちんと抗議なり説明を求めていくことが重要だ。
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