イサム・ノグチが好きなかたは
ぜひ一見をオススメします。
「レオニー」69点★★★
彫刻家イサム・ノグチの母
アメリカ人のレオニー・ギルモアの
波乱に満ちた生涯を描いた作品です。
1901年。
「これからは女性も仕事を持って生きる時代」と
希望に燃える大卒女子
レオニー(エミリー・モーティマ-)は
編集者募集の広告を見て
あるアパートにたどり着く。
そこには日本から来た
青年詩人ヨネ・ノグチ(中村獅童)がいた。
ヨネはレオニーを雇い、彼女の協力で
英語の詩や小説を発表し、成功する。
やがて二人は恋人同士になり
レオニーは妊娠。
だが、それを知ったヨネの態度は豹変し……。
イサム・ノグチが作った
北海道のモエレ沼公園で
この原作本をチラっと見た記憶があります。
けっこうフクザツな生い立ちだとは知ってたけど
こんなに波瀾万丈だとは
知りませんでした。
この時代に男を追って日本に来た
レオニーの孤独はいかばかりだったか。
しかも
仕事でも彼にいいとこどりされ、
個人として才能を発揮するチャンスがなかった
彼女にとって
こんな素晴らしい才能=ギフトを持った
息子イサム・ノグチの存在は
どんなにうれしかったことだろうと
非常に感じ入りました。
「折り梅」の女性監督らしく
丁寧な演出と、キレイな編集で
レオニーの思いを丹念に描いてあるので
母・息子間の感情にも入りやすかった。
これまた番長の好きな舞踏家・勅使河原三郎氏が
成長したイサム・ノグチを彷彿とさせる
役柄で登場するのも
イメージぴったりでした。
なのに、惜しいのは
ヨネ役の中村獅童氏なんですよねえ。
英語がつたないとかの問題ではなく
やっぱり、そのう
この役にはまだ
機が熟してないんじゃないかと。
この物語において
単純に父親=悪役になってしまうことは
望まれないところだ思うので
ちょっと難しい役でしたね。
★11/20から全国で公開
「レオニー」公式サイト
ぜひ一見をオススメします。
「レオニー」69点★★★
彫刻家イサム・ノグチの母
アメリカ人のレオニー・ギルモアの
波乱に満ちた生涯を描いた作品です。
1901年。
「これからは女性も仕事を持って生きる時代」と
希望に燃える大卒女子
レオニー(エミリー・モーティマ-)は
編集者募集の広告を見て
あるアパートにたどり着く。
そこには日本から来た
青年詩人ヨネ・ノグチ(中村獅童)がいた。
ヨネはレオニーを雇い、彼女の協力で
英語の詩や小説を発表し、成功する。
やがて二人は恋人同士になり
レオニーは妊娠。
だが、それを知ったヨネの態度は豹変し……。
イサム・ノグチが作った
北海道のモエレ沼公園で
この原作本をチラっと見た記憶があります。
けっこうフクザツな生い立ちだとは知ってたけど
こんなに波瀾万丈だとは
知りませんでした。
この時代に男を追って日本に来た
レオニーの孤独はいかばかりだったか。
しかも
仕事でも彼にいいとこどりされ、
個人として才能を発揮するチャンスがなかった
彼女にとって
こんな素晴らしい才能=ギフトを持った
息子イサム・ノグチの存在は
どんなにうれしかったことだろうと
非常に感じ入りました。
「折り梅」の女性監督らしく
丁寧な演出と、キレイな編集で
レオニーの思いを丹念に描いてあるので
母・息子間の感情にも入りやすかった。
これまた番長の好きな舞踏家・勅使河原三郎氏が
成長したイサム・ノグチを彷彿とさせる
役柄で登場するのも
イメージぴったりでした。
なのに、惜しいのは
ヨネ役の中村獅童氏なんですよねえ。
英語がつたないとかの問題ではなく
やっぱり、そのう
この役にはまだ
機が熟してないんじゃないかと。
この物語において
単純に父親=悪役になってしまうことは
望まれないところだ思うので
ちょっと難しい役でしたね。
★11/20から全国で公開
「レオニー」公式サイト