「瞳の奥の秘密」キャスト&スタッフの新作。
ぬおおおお・・・←高鳴る胸の音。
「偽りの人生」７２点★★★★
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ブエノスアイレスの医師アグスティン（ヴィゴ・モーテンセン）は
美貌の妻（ソレダ・ビジャミル）と
何不自由ない暮らしを送っている。
・・・が、実は妻が養子の赤ん坊を迎えようとすることに
あまり乗り気でなかったりと
どこか空虚な気持ちを抱えていた。
そんな彼のもとを
突然、一卵性双生児の兄（ヴィゴ・モーテンセンの２役）が訪ねてくる。
長らく絶縁状態だった兄は
病気を患っていた・・・。
そして兄は弟に、思わぬ依頼をするのだが――？！
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まったく別の境遇にある兄と弟が
入れ替わる・・・というサスペンスフルな人間ドラマ。
双子を一人のキャストが演じる・・・とかって
実際あんまりおもしろいパターンがないんで（苦笑）
心配したんですが、
その心配は不要でした。
やはりハイレベルではあり、面白い。
・・・なんだけど、
期待値が高かっただけに
「いやこれもっと話作れるでしょ！
」と思ってしまうところが実に惜しい！(笑)弟が医師である設定とかさ、
もっと生かせばよいんじゃないの？
とか。勝手に話を別方向に広げたくなるような
身もだえ感がありました。
余計なお世話って話ですが（苦笑）
まあ、そもそも双子の兄弟が
入れ替わる動機付けも、やや不足。
どう見ても“あぶなそう”な兄と入れ替わるなんて
「なぜ、そんなアホなことするのか？」という疑問は払拭できない。
それでも初っぱなからの「不穏～なムード」を
ラストまで引っ張り続ける力強さはさすがだし
ヴィゴ・モーテンセンも期待通り。
女優陣では
「瞳の奥の秘密」の女検事を演じた
ソレダ・ビジャミルもいいですが、
重要な娘の役を演じる
ソフィア・ガラ・カスティリオーネが
また新たな発見。
ブエノスアイレス生まれで
アルゼンチンの映画祭やラテンアメリカの映画祭で
新人賞や最優秀女優賞をガンガン獲ってる
女優さんだそうです。
★7/12（金）からTOHOシネマズシャンテほか全国順次公開。
「偽りの人生」公式サイト
