悪役を演じてるケネス・ブラナーが
監督してます。
「エージェント:ライアン」68点★★★☆
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ジャック・ライアン(クリス・パイン)は
経済界の動きを探る頭脳派CIAエージェント。
あるとき彼は
モスクワの投資会社の不審な動きに気づく。
上司(ケヴィン・コスナー)の命令で
彼がモスクワに調査に行くことに。
しかしライアンは普段はデスクワーカーで
スパイの実地経験ゼロ。
そんな彼に
いきなりピンチが訪れて――?!
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トム・クランシー原作、
「レッド・オクトーバーを追え」(90年)
「パトリオット・ゲーム」(92年)
「今そこにある危機」(94年)、あ「トータル・フィアーズ」(02年)もか!
4作品の主人公ジャック・ライアンの新たな展開。
天才的な分析力を持つCIAエージェント=ジャック・ライアンを
クリス・パインが演じ、
トム・クランシーを敬愛しているという
池上彰氏が字幕監修もしてます。
で、本作はジャック・ライアンの成り立ちを描いていますが
まあ時間軸は、現代になっているし、
「新しいもの」になってるので
シリーズものと考えず、
新たな物語として観てよいと思います。
学生時代に9.11を経験し、イラクで爆撃され墜落。
奇跡的に助かり、CIAにリクルートされた……という筋書きで
このネタからして
なんかもっと複雑な
例えば「他人の脳を移植された?!」「オレ、誰?!」的展開かと思ったけど
(なんか、そんな話あったな……笑)
全然、そんな方向にはいかず(当たり前か。苦笑)
あまりややこしくはせず、
サクサクッと進むので、アクション娯楽として十分。
ややこしそうな部分も
天才的な頭脳を持つジャック・ライアンが
サササッと解いてくれるので楽ちん。
ただ逆に言うと、
本当のところ何が起きているのか、よくわかってなかったりもする(笑)
まあ、それでもいんじゃないかな。
昨今のアクションサスペンスはいろいろ複雑すぎますからね。
しっかしケネス・ブラナーって
ホントに多才でスゴイなあと。
★2/14(金)から先行公開。2/15(土)から全国で公開。
「エージェント:ライアン」公式サイト