ぽつお番長の映画日記

映画ライター中村千晶(ぽつお)のショートコラム

エージェント:ライアン

2014-02-12 20:41:18 | あ行

悪役を演じてるケネス・ブラナーが
監督してます。


「エージェント:ライアン」68点★★★☆


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ジャック・ライアン(クリス・パイン)は
経済界の動きを探る頭脳派CIAエージェント。

あるとき彼は
モスクワの投資会社の不審な動きに気づく。

上司(ケヴィン・コスナー)の命令で
彼がモスクワに調査に行くことに。

しかしライアンは普段はデスクワーカーで
スパイの実地経験ゼロ。

そんな彼に
いきなりピンチが訪れて――?!


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トム・クランシー原作、
「レッド・オクトーバーを追え」(90年)
「パトリオット・ゲーム」(92年)
「今そこにある危機」(94年)、あ「トータル・フィアーズ」(02年)もか!
4作品の主人公ジャック・ライアンの新たな展開。

天才的な分析力を持つCIAエージェント=ジャック・ライアンを
クリス・パインが演じ、

トム・クランシーを敬愛しているという
池上彰氏が字幕監修もしてます。


で、本作はジャック・ライアンの成り立ちを描いていますが
まあ時間軸は、現代になっているし、
「新しいもの」になってるので

シリーズものと考えず、
新たな物語として観てよいと思います。


学生時代に9.11を経験し、イラクで爆撃され墜落。
奇跡的に助かり、CIAにリクルートされた……という筋書きで

このネタからして
なんかもっと複雑な
例えば「他人の脳を移植された?!」「オレ、誰?!」的展開かと思ったけど
(なんか、そんな話あったな……笑)


全然、そんな方向にはいかず(当たり前か。苦笑)
あまりややこしくはせず、
サクサクッと進むので、アクション娯楽として十分。


ややこしそうな部分も
天才的な頭脳を持つジャック・ライアンが
サササッと解いてくれるので楽ちん。

ただ逆に言うと、
本当のところ何が起きているのか、よくわかってなかったりもする(笑)

まあ、それでもいんじゃないかな。
昨今のアクションサスペンスはいろいろ複雑すぎますからね。

しっかしケネス・ブラナーって
ホントに多才でスゴイなあと。


★2/14(金)から先行公開。2/15(土)から全国で公開。

「エージェント:ライアン」公式サイト
コメント
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