祝!アカデミー賞
メイキャップ&ヘアスタイリング賞ノミネート!(笑)
「ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中」68点★★★☆
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86歳のスケベなじいさん(ジョニー・ノックスヴィル)の
妻が亡くなった。
葬儀にやってきたじいさんの娘は
8歳の孫ビリー(ジャクソン・ニコール)を残し、出て行ってしまう。
困ったじいさんは
娘の別れたダンナにビリーを預けるべく、
アメリカ横断のふたり旅に出ることになるが――?!
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MTVのリアリティ番組「ジャッカス」の映画版。
実はこれで4作目。
確か1作目「ジャッカス・ザ・ムービー」(2004年)は見てますが
もう忘れてた(笑)
なので、今回も新鮮な気持ちで見つつ、
意外に楽しんじゃいました。
86歳のじいさんが8歳の孫と車で旅をし、
途中、様々なシーンで素人さんを引っ掛け、
その反応を見るという
いわば「ドッキリ」映画ですが
一応、ストーリーに乗っ取ってはいる。
道路沿いの看板にドカーンと突っ込むなんて序の口、
自販機に〇〇〇が挟まっちゃった!ヘルプ!なんて失笑モノから
結婚式に乱入……などなど
仕掛けも多々ありそうだけど、
引っかけられる人々はホンモノらしい。
そして
相手が善人であるほど
そのリアクションや、困惑した表情が面白いという
いやらしい(笑)映画です。
ワシ、普段ドッキリ番組は嫌いだし、
お下品も勘弁!なほうですが
これは意外に見入ってしまいました。
一応、ストーリー仕立てになっていることと
少年ビリーの存在が効いてるのかな。
一人、ぽつねんと街にいる彼に
親切心で声をかけたが最後、
「僕のパパ(ママ)になって」なんて話になったら、
自分、どんな反応するだろ?なんて思っちゃったりして(笑)
美少女コンテストに乱入する場面は
「リトル・ミス・サンシャイン」の名場面をちょっと思い出したり。
そして、
まあどうしようもなく元気なおじいさん、と思ったら
エンドロールで秘密が明かされますんで、お見逃しなく。
メイキャップ賞、ですからね(笑)
★3/29(土)からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。
「ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中」公式サイト