久々に、うーん……(笑)

「シークレット・チルドレン」14点★

****************************
近未来のある国。
36年前に人間の手により
「シークレット・チルドレン」と呼ばれる
3万人のクローンが生み出された。


平和に共存していた人間とクローンだが、
しかし1年前、大統領がいきなり
「クローン廃絶運動」を打ち出す。

クローンたちが次々と殺されていくなか、
それに抵抗しようとするクローンが現れて――?!

****************************
アメリカで映画を学んだ中島央監督が、
日米のスタッフと、アメリカ人キャストで描いた
近未来SF作品。

クローンとして生み出された人々が、
政府によって廃絶される

繰り返しSFの題材になったモチーフを
アクションもCGもなく、おそらく予算もなく、
描くという試みはいいんですが

残念ながらこの描き方では
足りないものを「回避している」ようにしか見えなかった。

銃声や足音だけで巨万の軍隊の脅威を想像させるのも


「最後まで描かず」も方法だけど
何度も繰り返されると
「観客の想像力にそんなにもたれかからないでくれ!」と言いたくなる。

オルガン(なのか?わからん)が奏でる
“切な系”音楽も繰り返されすぎだし。

なにより
「なんのためにクローンを作ったのか?」
「なぜ廃絶されることになったのか?」全然わからんのですわ。

下手にテーマが大きく
キャストもけっこうしっかりしてるだけに
残念感も大きいのか。

とりあえず
脚本をもっと練ってほしいで賞。

★5/10(土)からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。
「シークレット・チルドレン」公式サイト