ヒロイン役は本物の歌手だそう。
だから歌がすごくいいのかー。


「ストックホルムでワルツを」70点★★★★




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1960年。
スウェーデンの田舎町に暮らす
23歳のモニカ・ゼタールンド(エッダ・マグナソン)は
娘を持つシングルマザー。


電話交換手をしながら



ジャズ歌手になる夢を追っていた。
あるとき、彼女にチャンスが巡ってくる。
有名なジャズ評論家に
「ニューヨークで歌わないか?」と誘われたのだ。


モニカはジャズの聖地に乗り込むのだが――?!


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ビル・エヴァンスとの共演で世界的に有名になり
2005年に亡くなった
スウェーデンの国民的歌手モニカ・ゼタールンドを描いた作品。

実在人物話だけど
伝記モノっぽくしなかったのが正解で

向上心あるシングルマザー歌手の
奮闘と自立へのもがきがスムーズに描かれていて、見やすい。

ヒロインが美人で


歌もすごく魅力的なんですねえ。
というのも
演じるエッダ・マグナソンは
実は歌手で本作が映画デビュー作だそう。
これは女優選びが当たったのでしょう。


がんばる女が
ずっとそばにいてくれた最高の相手に気づくまでの


長い長~い道のりを描いた
ラブストーリーでもありますしね。


週刊朝日「ツウの一見」でお話を伺った
ジャズ雑誌「Jazz Perspective」編集長の山本隆さんによりますと
エッダは実際のモニカにかなりそっくりだそう。


ただあのベーシストは
実際はもっとでっぷりと貫禄のある方らしいす(笑)

★11/29(土)から新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。
「ストックホルムでワルツを」公式サイト