「アナ雪」のディズニーが贈るアニメーション。
「ベイマックス」69点★★★★
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14歳のヒロは
自作ロボットを自在に操る天才少年。
しかしある日、彼は
唯一の身内で理解者だった
兄のタダシを謎の事故で失ってしまう。
失意のヒロの前に
兄が作ったケア・ロボット“ベイマックス”が現れて――?
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ベイマックス、ぼよんぼよんでかわいいけど、
思ったより「癒し系」話じゃなかった。
天才少年と仲間たちが悪に立ち向かう
ヒーローものだった。
もっとケア・ロボットという題材を
別方向に生かした話なのかと思っていたので
ちょっと想像と違ってはいた。
んで、この点数になったけど、
絵も話もクオリティはさすがのレベルだと思います。
舞台はサンフランシスコと東京を掛け合わせたような街で
登場人物は日本名。
ベイマックスの顔は“鈴”からデザインされたらしいし、
(なーるほど!笑)
ロボコン(あのロボコンも、ロボットコンテストのロボコンも両方だな)的エッセンスといい
あちこちに“JAPAN”が盛り込まれ、
リスペクトしてくれてるのはすごくわかる。
わかるんだけど、これって
実はビミョーに
日本人が見て嬉しい感じのセンスではないんだよなー(笑)。
そこが「パシリム」と違う点つうか。
作品としては
「Mr.インクレディブル」(04年)に
最も近い感じしました。
★12/20(土)から全国で公開。
「ベイマックス」公式サイト