ウディ・アレン監督、最新作。
「カフェ・ソサエティ」70点★★★★
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1930年代。
NYで育ったユダヤ人青年ボビー(ジェシー・アイゼンバーグ)は
叔父(スティーヴ・カレル)を頼って
華やかなハリウッドにやってきた。
映画業界のエージェントとして成功している叔父は
ボビーに雑用係の仕事を与え、
秘書のヴェロニカ(クリステン・スチュワート)を
案内係としてつけてくれる。
美しく気さくなヴェロニカに
すっかり心を奪われたボビーだが
彼女には恋人がいて――?!
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御年81歳のウディ・アレン監督が
ふわふわの羽ペンで、スッと描いてくれたようなラブストーリー。
選ばなかった相手。選ばなかった人生。
若者の野心や夢・・・など
どこか
「ラ・ラ・ランド」に通じてる気がします。
これから人生をこぎ出そうとする若者役の
ジェシー・アイゼンバーグに
素直さや人のよさ、純粋さが感じられるので
ちょっと大人になった彼が
クラブ経営者として成功しても
二人の女性で迷っても
いやな感じがない。
さすが経験豊かな御大だからでしょうか。
クリスティン・スチュワートの
ちょっと陰を含んだ知的な美と
ライアン・レイノルズ妻、
ブレイク・ライブリーの健康的な美しさとの
対比がうまーくされていて
女性の輝かせかたも、やっぱりさすが!っす。
★5/5(金・祝)からTOHOシネマズみゆき座ほか全国で公開。
「カフェ・ソサエティ」公式サイト