いや~観てよかった(笑)
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」71点★★★★
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地球生まれ、宇宙育ちの
お調子者ピーター・クイル(クリス・プラット)は
凶暴なアライグマのロケット(声・ブラッドリー・クーパー)や
ツンデレ暗殺者ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)らとともに
今日もさる惑星の女指導者から依頼を受けて
お仕事の真っ最中。
だが、仕事の最中にロケットがあるものを盗んだことから、
彼女の怒りに触れ、ボコボコにされてしまう。
ピーターたちを救ったのは
一人の男。
彼は自分を「ピーターの父親だ」と名乗るのだが――?!
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「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(14年)の続編。
正直、続編って腰引けちゃうのと
このビジュアルみて
「こんなにオバカだっけ?!」とやや引いてたんですが(笑)
いや~やっぱり観てよかった!楽しかった!
前作同様、ジェームズ・ガンが監督で
うまいんだよね、笑いのセンスも、話も、選曲も。
冒頭のアホ~な戦闘シーンから爆笑。
“小枝”のグルートがマイペースに踊ってる後ろで
大戦闘が繰り広げられるんだから、意味わからん~(笑)
しかし、バカバカしいのと、つまらないのは全く違う。
136分、意外と長いのに退屈させない話の作り方が見事。
ムダに甘いイケメンのピーター(クリス・プラット)と
ムダにふっさふさで愛くるしい(?)
アライグマのロケット(声・ブラッドリー・クーパー)の関係も
「仲間だぜ!絆だぜ!」なんて
“いかにも”なことにペッ!と唾を吐き、
悪態の応酬をしながら、でも“仲間”を感じさせる。
ホントの親友に「オレたち親友だよな」なんて言わないし、
家族に「愛してるよ」なんていまさら言わねーし!ってのと同じですね(笑)
笑いのツボはあちこちにあって
緑色のツンデレ暗殺者ガモーラと、“問題児”な妹の対面シーンの
あのピーターのバカにした感じとか
思いだしても吹くわあ(ブッ。笑)
選曲は前回より渋いというか
「はは~ん」という曲ばかりじゃなかったけど
やっぱりノリノリだし
ガーディアンズの仲間になって
ロケットの悪態をずーっと聞いていたいやい、と思いました。
でも、四六時中一緒にいたらやっぱウザいかしら・・・(苦笑)
★5/12(金)から全国で公開。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」公式サイト