リアルに怖かった~!
「ライフ」73点★★★★
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6人の宇宙飛行士が滞在する
国際宇宙ステーション。
医師デビッド(ジェイク・ギレンホール)や
システムエンジニアのシュウ(真田広之)らは
火星の表面から、土壌サンプルを採取する。
ミッション2日目、
科学者のヒュー(アリヨン・バカレ)は
そこにアメーバー状の微生物がいることを発見。
世紀の大発見は
地球の人々にもビッグニュースとして伝えられる。
が、ミッション25日目。
あるアクシデントが発生。
そしてそれは
恐るべき惨劇の始まりだった――!
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「デッドプール」脚本家による宇宙もの。
いや~怖かった!ハラハラした!
火星で初めて見つかった地球外生命体。
といってもミジンコより小さい、微生物。
そこから、どんな展開になるのか・・・?!
冒頭から
宇宙や地球外生命体に対する、人類の“無垢なる”希望を
静かにピースフルに描き、
そこから「突き落とすぞ~」の意図がわかっていても、
やっぱりのってしまう。
それは高低差があるほど
恐怖とおもしろさが増すジェットコースターのようなもので
そして
恐るべき生命体との邂逅・・・という展開になっていく。
宇宙×エイリアンの定石のようでいて、
いやいや、そうでもないんですよ。
まず、クルーが誰も助かりそうにないし(苦笑)
うひゃー・・・マジ?と、たまらない味があります。
けっこうホラーなのも
振り切れててイイと思うし。
で、このラスト・・・!(笑)
SF(サイエンス・フィクション)でなく
SF(サイエンス・ファクト)を目指した――という
製作者の言葉に、SF好きとしてもうなずける感じ、いたしました。
★7/8(土)から全国で公開。
「ライフ」公式サイト