お待たせしました!!かなり日が経ってしまって、もうしわけありません。
みずもとさんちの”あぶり鮎”2日目。つまり、10月19日。
その日はわが製炭所では、朝から灰だし作業をすることに・・・天候や釜の状態によって、突然招集がかかることはしばしばで。前日から言われそうな予感が的中。時計を気にしつつ、黙々と炭拾いをする。
灰だしを終え、雑用だけ済ませて、2時過ぎに帰宅。とにかく灰だらけなので、シャワーを浴びて着替える。まるでシンデレラ??
大急ぎで、みずもとさんの店へ走った。
奥さんが藁で編んで、鮎が天井からぶら下がっているのを想像していたけれど、残念!
今年は去年に比べ、鮎が大きかった事もあってか、もう少し乾燥させた方がいいとのことで、写真のようにならべられて、天日に干されていた。
でも昨日のが更にあぶられて、色艶がよくなっていた。
炭火の上には網に鮎を並べて、新聞紙で上から覆った状態で”蒸し焼き”しているところのものも・・・
それだけ念には念を入れて手間暇かけて作られている。
翌日に藁で結ぶそうだが、これは見に行けなかった。とても心残りである。
奥さんが教えてくれた料理方法。
お茶でコトコト煮て、臭みを取って柔らかくなったら、砂糖・しょうゆ・みりん・酒で甘辛煮にする。冷蔵庫に入れておくなら、結構日持ちするそうだ。
水で戻して柔らかくなった身を割いて、すし飯に混ぜると”鮎寿司”ができるそうだ。
”あぶり鮎”というのは、囲炉裏でじっくりとあぶられてできる、昔からの保存食。
地域によっては、串に刺したままで置くところもあるそうだ。そう言えば、「お酒に浸しておいしい”鮎酒”ができる」と言っていたおじさんが居たような覚えがある。
郷に入らば、郷に従え。郷土料理を少しずつ、聞いて学んでいきたい。
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