今夜のごちそうは、松茸ごはん。
えっ?!すっごい、贅沢な響き!!
写真はその”まつたけ”もどき。地元の人達は”サマツ”と呼ぶ。価格は本物の10分の1くらい。
香りはマツタケに少し劣るけど、食感は同じ・・・らしい。よ~く考えたら、松茸ごはんなんて学生の時、実習でちょっとだけ味わった以来だし(何年前の話や・・・?)
その実習の時のレシピを出してきて作った。
あ~ぁ、これまた”秋の味”。奥薗さんが先日の講演で「エリンギ」使ったら、食感が似てると言っていたが、これはそれ以上のものだと思う。色、形も似ているし、ほのかな香りもそれらしい。ふんだんに入れたから、と~っても贅沢な気分も味わえた。
炭火で焼いて、すだちをかけて食べてもおいしいヨ、と言われたけれど、7合も炊いたら余るわけもなく・・・次、手に入れたら、当然!炭火焼きで味わうぞ!!
満腹感に浸りながら今日の新聞(地方紙)を見たら、1面に載っていた。
”サマツ”と呼ばれているのは、香りが弱い「ニセマツタケ」と香りが強い「バカマツタケ」の2種類で、いずれもキシメジ科。前者はナラやシイの周りに、後者はウバメガシ(備長炭の原木)の周りに生えるそうだ。
それを聞いた主人は、「どうりで、山でよく見たことある」と言ったが・・・確かにず~と以前マツタケだと言って、持って帰ってきたことがあったが、かさが開きすぎてるし、巨大だし、ド素人の採ったキノコゆえ、恐ろしくて主人の了承の上、口にはしなかった。
”サマツ”の存在を知ったとは言え、「山で採ってきて」とは頼まないだろう・・・なぁ。