アメリカン・レストランで

ビリー・ジョエルの名盤「ストレンジャー」の４曲目に、「イタリアン・レストランで」という曲が収録されています。しかし、「イタリアン・レストラン」という言葉に馴染みはあっても、「アメリカン・レストラン」という言葉は聞いたこともなければ、イメージすら湧かないという人も多いのではないでしょうか？

しかし考えてみて下さい。アメリカには七面鳥、ハンバーガーからコーヒーまで、多文化多民族社会を反映し、食の選択肢も多いのです。

つまり「選ぶ」というところに、アメリカ家庭の食卓の特徴があるのはご存知でしょうか？例えばコーヒー１つ取っても、レギュラー、エスプレッソ、サンカコーヒー・・・等々。彼らの食事はその幅広さが最大の「ウリ」となっています。やたらと品数の多いスターバックスも、アメリカの食文化から生まれた１つの象徴と言ってもいいでしょう。つまりアメリカ人にとっても、それぞれが思い浮かべるアメリカ料理は異なるのです。

そんな彼らの嗜好が最も端的に表れているのが、ジュースや冷凍食品などのパッケージ食品。スナック菓子やアイスクリームなどの種類は膨大な数に及び、結果として世界的な人気商品も数多く生まれました。

こんな所にも、「自分の好みをしっかり主張する」というアメリカ人の自由精神が垣間見えるのではないでしょうか？

■ メイド・イン・アメリカの定番商品
（商品名／メーカー／発売年）

コカ・コーラ（コカ・コーラ）1886
キャンベル・スープ（キャンベル）1898
コーンフレーク（ケロッグ）1906
オレオ（ナビスコ）1912
マロマーズ（ナビスコ）1913
リッツ・クラッカー（クラフト）1935
スパム（ホーメル）1937
M&Mチョコレート（Ｍ＆Ｍ）1941
ハーゲン・ダッツ・アイスクリーム（ハーゲンダッツ）1961

俺が戦った 真に強かった男 (青春新書インテリジェンス PI 660)   天龍源一郎 青春出版社

懐かしい渋谷での1日

渋谷にレコーディングの仕事があり、行く途中の道で思わず目があった看板！

映画「20世紀少年」の「ともだち」の姿でした。思わず「ギョッ！」と思いました。ちょっと不気味で。「遊び～ましょ～」と言われそうで。（笑）この原作は読みましたが、なかなかの出来栄え。同じ作者の代表作は、「パイナップル・アーミー」「マスター・キートン」や「モンスター」「YAWARA!」なんかがあります。非常に頭脳を使う面白い作品が多い。僕は好きです。途中で「ともだち」の正体に気がついてしまい残念でしたが・・・。映画も1と2は観て、3もDVDを今から楽しみにしています。

この後、タワーレコードに回ると、何とスゴイ数のビートルズ関係の書籍とCD。リマスター盤が発売前から「タワー史上最大のザ・ビートルズ祭り」を開催していたのです。本を少し買うと、お店の人が記念イベント「今だから話せるビートルズ・インタビュー秘話」（星加ルミ子講演 / ９月１２日１４時）の10番目に入場出来るチケットをくれました！

タワーを出る頃にはポツリポツリとしていた雨も止み、今度はHMVへ。HMVの前でふと空を見ると・・・

何とも綺麗な虹！思わず写真を撮りましたが、誰も気が付いていない。みんなせわしなく地面か前しか見ていない。辺りに気を配る余裕がないのでしょうか？それともビルだらけの東京では空を見上げる習慣が失われているのでしょうか？白々しいと思いながら、「綺麗な虹やな～！」と言うと（しまった！大阪弁！）皆が「綺麗～」とか何とか言いながら、いっせいに写メ！君たちはペンギンかい？と思いながら、人々を1枚パチリ！（笑）

さあ、また事務所に戻って仕事だ！と思ったら、誰かに見られているような気がして振り返ると、「ともだち」が私に109から「バッハッハ～イ」と声を掛けてくれました。