青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

“豊中銀座商店街” 今は閑散としています

2019-07-26 | 昭和・懐かしい北摂の風景

豊中駅前・地図の星印の場所。豊中銀座商店街の昭和51年(1976) の光景です。

今と昔の位置を比較するには、バス停の位置が決め手になりました。カメラ屋のもう少し先に本屋があり、新開地デパート2階の本屋に目当ての本が無ければ、こちらに梯子していました。現在は飲食店ばかりが多く並び、その多くがシャッターを降ろしています。現在の写真の左側の白いビルが、「チェリオ」の看板のあるビルです。

昔は、車道も車がいつも渋滞。狭い歩道は人がひしめき合っていました。今はいつ歩いても混雑していません。かつては放置されていた駐車自転車も、今は撤去されて綺麗なものです。でも、写真突き当りの交差点にあったツタヤも閉店しましたし、どんどんお店が無くなって行きます。

地図には僕の御用達だった、当時のお店を書き入れてみました。本屋がすごく多いと思いませんか?昔は町に本屋は溢れていました。この狭い範囲に電気屋4店(少し地図から出るところにマツヤ電気もあった!)とレコード屋が2店あるというのも、今なら驚きですが、当時はそこを廻るのが楽しかった。

この電気屋4店を回り、ラジカセやオーディオコンポのカタログを収集したり、カセットテープを1番安い店で買い求めたものです。和光電気が最初に100円カセットテープを売り出し、競って皆が求めましたが、中国製の粗悪なもので、2回聴くとテープから茶色の磁気帯が剥がれ落ちて、透明のビニールテープになって行く。気が付かず聴いていると「ポン!」と音がして、友人のラジカセは、再生ヘッドが焼けて終わりになってしまいました。

今は僕の書き入れたお店は、全て残っていません。


御神木受難! ~原田神社の御神木

2019-07-19 | ぶらり散歩

この写真。阪急宝塚線・岡町駅前の商店街にあるお店です。この商店街はもともとは、隣接する原田神社の境内でした。原田神社は豊中市の中でも由緒ある神社で、多くの子供たちが七五三のお参りをしたものです。僕が七五三をしたのも、この神社です。

この大ケヤキは25メートルを超える豊中市で最も大きな木でした。2005年頃までは生きていたのですが、現在は枯れています。しかし、その御神木を現在も大切に残しているのです。

服部天神といい、岡町といい、御神木受難の時代になりました。

服部天神のご神木は、ホームの中に祀られています。線路を通すことを優先した結果です。

ちょっと散歩に出れば、面白いものを目にします。携帯電話の普及した今では、そのカメラですぐに撮影出来ます。そして、昔は人にメール添付で送ったものでしたが、今はSNSにアップして大勢でシェア出来るようになりました。人と楽しい事(もの)を共有できるのは素晴らしい。SNSは有効利用し、誹謗中傷に使うのは慎みたいものです。


豊中市・桜塚 ~ 大門公園

2019-07-12 | 昭和・懐かしい北摂の風景

176号線・桜塚の交差点より北(豊中消防署・郵便局の方角)を撮影。

左は大門公園の入り口。昔はここが「豊中祭」の会場でした。この公園も更に昔は北大門池という灌漑用のため池だったそうです。この写真は1976年(昭和51年)撮影。

道路右側の犬のお店は今も健在。今は無くなりましたが、この近くにあった「YMCA(英語塾)」の看板が、古い写真では左側電柱に残っています。電柱の看板、ビルの看板は、昔を知るのにはとても貴重。

写真では見えませんが、道路左側にあった消防署には小学生の時に社会見学に行き、火の見やぐらを上って豊中の街を見下ろしたことを覚えています。


千里中央・旧 よみうり文化センター

2019-07-05 | 昭和・懐かしい北摂の風景

北摂で子供時代を過ごした僕には懐かしい、今は姿を変えてしまった千里中央・よみうり文化センターの写真がありました。

ここでの試写会にもよく行きました。1番記憶にあるのは、1975年に「ハリーとトント」を観に行ったこと。主演のアート・カーニーがアカデミー主演男優賞を受賞しましたが、猫とおじいさんのロードムービーで、作品の良さがあんまり分からなかった。😅

そう言えば、何人かの僕の友達が、この中にあったヤマハ音楽教室に通っていたそうです。

普段何も催しが無い時は、なぜかいつも施錠してあり、立入禁止の施設でした。ホール内の赤電話が懐かしい!

24時間テレビ「愛は地球を救う」の、募金会場でもあったこの場所。24時間テレビの初めての年だったか2年目だったか覚えていないのですが、3万円にもなる小銭を集めてここに持って行くと、「そこに置いといて」とお礼も無い言葉を言われ、募金を止めたことは忘れられません。TVで言っていることと、現場でやっていることに随分差がある。募金に人が来て当たり前という横柄な態度に思春期の僕は怒りを覚え、TV局の行うどこに行くか分からない募金には、この時以降関わるのを止めています。


舞台演出

2019-07-01 | 本は友達・読書も大切です!

僕は東京時代は、演劇に足を運ぶこともありました。

最近興味が湧いて、DVDで見たり、先日足も運んだのは「劇団☆新感線」です。これぞ現代の歌舞伎という感じで、とても楽しむことが出来ました。殺陣については、俳優それぞれの力量の差が見れて、それも一興です。

この劇団のプロデューサー細川氏は関大OBで、僕より少し先輩の年代ということもあり、この本を読むと、ほぼ僕らの青春時代から今日までの、演劇界の変遷までもが分かります。とても楽しい本です。「劇団☆新感線」にご興味のある方はどうぞ。