青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

ガチャガチャ初体験!

2010-02-16 | 日記

子供の頃、みなさん1回はしたことがありませんか?「ガチャガチャ」。関東では「ガチャポン」と言うらしいですね。「メンコ」という言葉も関東で、関西では私は「ベッタン」と呼んでいました。子供のものにはいろんな呼び名がつくものです。

さて、このガチャガチャ、僕の両親のポリシーに反したものだったので、僕は1度もしたことがありません。「お金を使うのは、本当に欲しいものを買う時。何が出て来るか分からないようなものに、お金を使わないように」と、子供の頃にはきつく言われたものです。確かに友達がこのガチャガチャで手に入れていたものといえば、「スーパーカー消しゴム」や「筋肉マン消しゴム」。女の子用のガチャガチャも、指輪なんかのアクセサリーのものがあったのを記憶しています。

小学校校門前の駄菓子屋の前に設置していた、このガチャガチャを僕だってしたかったものの、縁もなくなり、いつしかあまり見かけなくなり、ゲームセンター前なんかに設置しているものを学生時代に見かける程度でした。

ところが最近、このガチャガチャを見かける場所が変わって来ました。駅の改札口の付近、売店などの横においているのです。そう、大人をターゲットにして、かわいらしいアクセサリーやら、ちょっとマニアックなものを入れています。

値段は300円。大人になった私でも決して安くはない値段です。そもそも欲しいものが当たるわけではないので。でも、いつかはやりたいと思っていると、家紋の携帯ストラップが売っているではありませんか!それも幕末の有名な名前の家紋が。

しかも100円也!

良く見ると、僕の好きな「新選組」のメンバーがズラリ。

100円だし、「変なやつが出ませんように・・・」と祈りながら、生まれて初めてのガチャガチャを遂に体験。ガチャっと回す時の何ともいえない緊張感。そしてゲットしたのが見慣れた「沖田総司」!これは幸先がいいともう1度。今度は「近藤勇」そして「土方歳三」と、狙う獲物を3回で獲得。最後は新選組の袖章しかない!と思い、ラストの4回目、何とそれが出ました!400円で欲しかった全てのものを完全ゲット出来たのです。これぞビギナーズ・ラックと大喜びしました!全12種類もあるのに、4回で欲しい4つを獲得した僕は満足でした。

ちなみにこの家紋をデザインして世界的ブランドになったのがビトンです。ビトンのバックのあの模様は、日本の家紋がモデルとなっているのです。そういう説明もつければ、こういうストラップは、外国へのお土産には安くて最高です。5円玉も一時受けましたが、これからはこの家紋ですね。(笑)


ノラ・ジョーンズ@赤坂BLITZ

2010-02-02 | 素晴らしかった興行・イベント

昨年11月に2年10か月ぶりとなる4枚目のオリジナル・アルバム「ザ・フォール」をリリースしたノラ・ジョーンズが1月20日、東京・赤坂BLITZにて一夜限りのスペシャルライブを行いました。

この日のライブ。日本版初回生産CD購入者7万5千人の応募の中から抽選で選ばれ足を運んだ幸運なファンは、200組400人!これがこの記事のアップを、ほとぼりが冷めるのを待った理由です。いいですか?抽選で400人が招待されています。しかし入場者数は900人です。ではこの抽選以外の500人は、一体どこから招待されたのでしょうか?僕はちなみに、この抽選券付きのCDを購入して応募していません。

19時10分の開演と同時に、赤みがかったパープルのワンピースに、黒い短めのカーデガンを羽織り、赤のエレキギターを抱えてステージにノラ・ジョーンズが登場。2002年のデビュー以来、初のメンバー・チェンジが行われた新生ノラ・ジョーンズバンドの日本初お披露目となりました。彼女の小柄ながらの存在感、しっかりした歌声、どうしてツアーを行わないのかと思いますが、やはりジャズは集客が弱いのか?関係者の数がファンより多い招待数であることからも、そう思わずにはいられません。彼女のファン(私も含め)には失礼ながら、邦楽やアジアの歌手のCDが売れる現在、こういう音楽を聴こうと思う人だけで、日本の大会場をフルハウスにすることは難しいのです。これは事実です。そう考えるとTVとインターネット生放送も行われた今回のような宣伝の方が、ローリスクのプロモーションになるわけです。

ノラは、「アリガトウゴザイマス」と日本語で挨拶し、英語で「来てくれてありがとう。ショウをやるのは楽しいわ。今日は新しいアルバムから演奏します。みんな喜んでくれるといいんだけど」と話し、オープニングの「愛の名残り」から「ヤング・ブラッド」、そして最新ヒット曲の「チェイシング・パイレーツ」まで、アルバム「ザ・フォール」の楽曲だけを中心に、全15曲を披露しました。

ザ・フォールからの曲が全15曲の内、14曲。ではこのアルバム以外の曲は?と言うと、アンコールの「カム・アウェイ・ウィズ・ミー」の1曲のみ。ピアノよりもギターを多く手にしたノラの1時間ほどのスペシャルライブ・・・。僕は彼女のコンサートを今回は、素直に楽しみ事は出来ませんでした。プロにはもっと、ファンの期待に応えて欲しい。クラプトンのように、自分がやりたいだけの曲を並べて聴かせるのは、日本における洋楽のプロモーションにはならないと思います。


【セットリスト】
愛の名残り
テル・ヤー・ママ
ライト・アズ・ア・フェザー
せつなさの予感
ヤング・ブラッド
ウェイティング
ジーザス・エトセトラ
ディセンバー
ひとときの恋人
イッツ・ゴナ・ビー
バック・トゥ・マンハッタン
こわれた恋心
スタック
チェイシング・パイレーツ

(アンコール)
カム・アウェイ・ウィズ・ミー