青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

神様 カール・ゴッチ氏 逝く

2007-07-29 | スポーツの話題

「プロレスの神様」カール・ゴッチ、本名カール・チャールズ・イスタスが、28日夜、午後9時45分(東部時間)に他界しました。83才を目前にしたところでした。死因は大動脈瘤破裂。2週間前に自宅で倒れているのを発見され、自宅近くの病院に入院していました。

ロンドンでの1948年のオリンピックで銀メダルを獲得したゴッチは、彼が関節技を含むレスリングを学んだ有名なウィガン(スネーク・ピット=蛇の穴と呼ばれたスクール)に学びました。そして生きている最もタフな男として、あちこちで名声が上がった所で、彼は米国へ移住しました。

ゴッチは結局、日本で「プロレスの神様」と呼ばれ、伝説になりました。彼は新日本プロレスのコーチとなり、その後、UWF顧問も務め、前田日明や高田延彦らにシュート・ファイティングを教え、日本の総合格闘技の高まりに大きな影響を与えました。

ご冥福をお祈り申し上げます。


勝利への言葉 ~全英オープンに捧ぐ

2007-07-23 | スポーツの話題

全英オープンが終わりました。僕のゴルフ界のヒーローは、ジャック・ニクラウスただ1人。先日も1977年全英オープン、ターンベリーでのニクラウスとワトソンの戦いを描いた「DUEL IN THE SUN」を親友から贈られ、読み、ニクラウスにファンレターを書きました。(笑)メジャー・トーナメントは本当に興奮する名勝負になります。そこで今日は、メジャー20勝の僕のヒーロー、ジャック・ニクラウスの「勝利への言葉」をご紹介します。

When I have a great purpose to aim for, I can be careful and brave.
「大きな目標を持った時、私は慎重にかつ大胆になれる。」

The fear of loss spurred me on to win the championship.
「負けた悔しさがステップとなって、優勝することが出来た。」

I can’t believe in relaxing or talking during a match. It’s my instinct to be silent.
「試合中のリラックスやあ饒舌さは、私には考えられないこと。静けさこそ私の本能の表れなのです。」

I read the green, took account of the wind, and then chose a club.
「私は風を、グリーンを読み、クラブを選択した。」

Within the boundary of our passion, victory is limitless.
「勝利への情熱がある限り、勝利の可能性は無限だ。」

If you have found the truth, you can lead others.
「進むべき道を見つけた者は、誰しも頂点を目指す。」

Even if you lose the match, don’t lose yourself.
「試合に敗れても、己に負けてはならない。」

I am here to win.
「勝つために、私はここにいる。」

I’m dedicated to all the people who assisted and encouraged me.
「私を支え、励ましてくれた全ての人に感謝を捧げる。」

I’m confident that believing in myself and in winning leads me to victory.
「自分を信じ、勝利を信じる姿勢こそ勝利の秘訣だと信じている。」

I’ve never known a winner who has never lost, and I’ve never seen a winner who never wondered why he lost the match.
「私は負けを知らない勝者を知らないし、なぜ負けるのかと苦悩しない勝者を見たことが無い。」

Heroes should give boys directions in life.
「ヒーローとは、少年に人生の指針を与えるものだ。」

The road to win can be given only to self-progressive developers.
「優勝への道は、自ら切り拓き前進していく者にのみ与えられる。」

The man who chooses the righteous path never forgets his self-discovery.
「王道を行く者は、日々自己発見を忘れない。」

I’ve challenged for a long time just for the sheer joy of winning.
「勝つこと ― その喜びの為に、私は長い間挑戦し続けて来た。」

●ちなみに全英オープンのTV放送のテーマ曲は、あの「炎のランナー」等を書いた、Vangelis(ヴァンゲリス)の“Hymne”「賛歌」という曲です。バクパイプを使った番組オープニングの曲も、同じくヴァンゲリスの”Voices”。全米女子オープンのテーマ曲は、女性ボーカルグループLuminousの”Luminous Sky”です。