サイモンとガーファンクルに、こんなレコードがありました。
彼らの3rdアルバム「パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム」の最後に収録された曲で、「7時のニュース / きよしこの夜」という曲が、シングル盤として発売されていました。
「7時のきよし」と「ニュースこの夜」の2曲入りシングル・・と言って、僕にこのレコードを貸してくれた友人がいました。(笑)
このレコードのジャケットをもう1度見て下さい。そう見えて来ませんか?
サイモンとガーファンクルに、こんなレコードがありました。
彼らの3rdアルバム「パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム」の最後に収録された曲で、「7時のニュース / きよしこの夜」という曲が、シングル盤として発売されていました。
「7時のきよし」と「ニュースこの夜」の2曲入りシングル・・と言って、僕にこのレコードを貸してくれた友人がいました。(笑)
このレコードのジャケットをもう1度見て下さい。そう見えて来ませんか?
東京、横浜といった首都圏と違い、関西での美術鑑賞はなかなか出来ません。僕が観たい作品が来ないんです。でも、この11~12月で3つの美術展に足を運びました。
まずは京都文化博物館の「シャガール展」。色彩の詩人、愛の画家と呼ばれるシャガールの「街の上で」「散歩」を見ました。赤がすごく綺麗な絵だと思いましたが、失った妻への愛情が投影された作品やユダヤ人であることを描いた暗い作品が多かったように思いました。
次に足を運んだのが、「大エルミタージュ美術館展」。その昔、渡辺貞夫のコンサートを見た京都会館の前を通り、京都市美術館に到着。ルノワール、モネ、セザンヌ、ピカソと1点づつ展示されていたものの、セザンヌの「カーテンのある静物」が目を引いたくらいでした。それよりもジョセフ・ライトの「外から見た鍛冶屋の光景」が1番素晴らしかった。
産業革命を迎える鍛冶屋の光景ですが、月明かりという自然光と、鍛冶屋の人工的に起こされた火の光のコントラストが素晴らしく描かれた、未来予想の絵とも言えるこの作品を見たことが1番の収獲でした。
最後に3つ目で、三都物語と行きたかったのですが(笑)、大阪が「エル・グレコ展」。宗教画ばかりなのでパスして、神戸市立博物館で開催中の「マウリッツハイス美術館展」へ。途中のお店で見つけた、今年50周年のローリング・ストーンズのディスプレイがお見事でした。中央の大きなベロマークは、ギターのピックで作られたものです。途中、神戸ルミナリエも準備されていました。もう師走ですね。
さて、「マウリッツハイス美術館展」の目玉」はフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。フランス・ハルスの「笑う少年」も何気にミック・ジャガーのような顔立ちと陽気な様が気に入りました。で、「真珠の耳飾りの少女」は予想外に小さい絵。そしてフェルメールブルーと青がもてはやされていますが、僕は彼の絵ではイエローの方が鮮やかだと思いました。
売店では、オランダの作家ディック・ブルーナさんが描く絵本の主人公「ミッフィー」が幅を利かせて、まるでご当地キティーみたい。それもそのはずで、「ハローキティ」の友だちとして描かれたサンリオの「キャシー」が「ミッフィー」に関する著作権と商標権を侵害しているとの理由で、2010年11月2日にオランダ・アムステルダム地方裁判所が差し止め仮処分命令を下したほどで、僕が似ていると思っても仕方がない。
サンリオは「権利侵害していない」と異議申し立てを行い、その後も両社が訴訟を提起。継続の状態となっていました。しかし、昨年3月11日に東日本大震災が発生。これに心を痛めた両社とも訴訟費用を義援金に充てることに合意し、係争中のすべての訴訟を取り下げ、和解が成立しています。
3つを回って思うのは、絵を借りるのには大きな金額が必要だから仕方がないとしても、絵の点数が少なく目玉が1つ2つの割には入場料が高いということ。映画よりは安いとは言え、もう少し安くしてほしいし、絵を痛めないようにという配慮であっても、館内は暗いし、絵に近づけないので細かいところがよく見えない。海外の美術館に比べて本当に観づらいので、何とかしてほしいものです。海外の美術館は撮影もOKですからね・・。暗い館内に照明をあてるより、あるがままを見たいものです。