オートバイに乗っていると、日常的にヘルメットをかぶることになる。
けれど、ヘルメットはけっして日常的なものじゃあない。工事現場とか炭坑の中とか、戦場とか、予想できない生命の危険に備えるヘビーな存在だ。
とすると、オートバイに乗ることは、ボクにとっては日常でも、一般的には非日常の行為だということになる。(あっぶねーもんな)
「ノーヘル」と聞くと「開放感」を連想するが、実際は真逆だ。たとえば、クルマに乗って高速道路を窓全開では走らないでしょ。だってそんなの不快極まりないから。オートバイだっておんなじ。ノーヘルで飛ばすなんて不快、っていうより「苦痛」だよ。
仕方なく(法律だから)ヘルメットかぶってるという人も多いんだろうけど、ボクはもっと積極的にヘルメットをかぶる。ヘルメットが好きだ。
仮面ライダー世代のせいか、ヘルメットをかぶってオートバイに乗ることは変身したヒーローの気分を味わえるからか。いいや、走り出す前に、ヘルメットをかぶりグローブをはめるという一連の動作が、オートバイに乗るという行為を何か特別なものに感じさせてくれるからか。
ヘルメットをかぶりたくてオートバイに乗ってるとは云わないが、そんな理由もまったくない訳じゃあないかな。
命を守るというシビアな機能と、カッコイイという感覚的なものが見事に融合している。
いま、手元にはヘルメットが5ケある。ショウエイが3ケとアライが2ケ。ジェットが3ケでフルフェイスが2ケ。
ショウエイがみんな古くなってきていて、そろそろ「うれしい」買い換え時期だ。(笑)アタマは1ケじゃないかと人にはツっ込まれるけど、ヘルメットが1ケだけなんて絶対ガマンできない!
シューマッハで有名になった「シューベルト」も日本で買えるようになったし、次はどれにしようかなァ?シューベルト、良いらしいよ。
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