私たち老夫婦の共通の趣味は、読書とクラシック音楽だ。
コロナ禍の下、自粛生活の長期化で大分疲れて来ているが、幸い、読書の方は、市立図書館が近くにあることから入手に困ることもなく続けている。(但し、目下は「宣言」下で閉館中)
音楽の方は、オーディオ的には問題ないにしても、「生演奏」に接することが出来なくなりフラストレーションが貯まっている。
最後に聴いたのは昨年の1月7日、地元での札響のコンサートだったから、1年半もの間、生演奏から遠ざかっていることになる。
それが、約2ヶ月後の8月末には、札幌Kitaraでの反田恭平リサイタルに行けることになったのである。
言わば、長期の自粛生活に「もう少し頑張れ」と、「人参」をぶら下げたのである。
チケット発売の初日、電話をかけまくって何とか良い席を確保することができた。
今は、その人参を無事食べることができるよう頑張りたいと思っている。
蛇足:反田恭平氏の演奏を聴いたコンサート