2021年下半期第166回直木賞候補作。
表題作を含む8編の連作短編集。文藝春秋社刊、229頁。
生後2ヶ月で娘を亡くした青子、突然の乳がんにたじろぐ茅乃、パワハラを受け実家に籠る玄也、コロナで実家に帰ったまま戻らぬ妻子に焦る卓馬。
大学の合気道部で活動し、友情を育んだ4人の若者たちも社会に出て10数年。それぞれ人生の荒波にもまれていた・・・。
愛するものの喪失と再生を描く感動の物語。読書の楽しさを満喫させてくれる一冊。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)
2021年下半期第166回直木賞候補作。
表題作を含む8編の連作短編集。文藝春秋社刊、229頁。
生後2ヶ月で娘を亡くした青子、突然の乳がんにたじろぐ茅乃、パワハラを受け実家に籠る玄也、コロナで実家に帰ったまま戻らぬ妻子に焦る卓馬。
大学の合気道部で活動し、友情を育んだ4人の若者たちも社会に出て10数年。それぞれ人生の荒波にもまれていた・・・。
愛するものの喪失と再生を描く感動の物語。読書の楽しさを満喫させてくれる一冊。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)